判断の前に


決断力が大事ってよく言うじゃないですか?決断する前に、何をや
るかと言うと、判断ですよね。いい判断ができていれば、自ずと、
決断もいい決断ができるわけです。


判断して決断する。この流れが大事なわけです。ですが、判断の前
に行うこと。それが、把握です。

物事の徹底的な把握ができれば、自然と何をやるべきかは、朧げな
がら見えてきます。

把握をするということは
 ・何が問題なのか
 ・何が重要なのか
これを掴むことになります。この部分を判断とも言えます。

これが掴むことができれば、何をすべきかは決定されていきます。
つまり、これが決断といことですね。

答えを出す前に、把握することです。頭の中がグチャグチャになっ
ているとき、整理しなければならないですが、把握ができていなけ
れば、その整理も出来ないのです。

整理・整頓と言いますが、把握していれば整理・整頓も楽になりま
す。前回のエントリーでも書きましたが、把握はつまり、知ること
です。知ること・把握することで、ではどうしようかと判断がくる
わけです。

「あの人は決断力がある」なんて言いますが、私から言わせると
「あの人は判断力がある」となります。もっと言えば、
「あの人は把握力がある」ですね。

把握 ⇒ 判断 ⇒ 決断

ということです。

把握・判断の部分を戦略という言葉に置き換えて、しっかりと書か
れているのが、以下の本になります。中野信子さんの本ですね。

努力不要論




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