健康の価値はいっそう大きくなる


健康に関心をもつことは、人生100年時代ではとくに重要となります。長寿化時代といっても、誰もが当たり前に長生きするわけでもありません。寿命を延ばす要因としては、栄養状況の改善、医療テクノロジーの進歩、医療にお金を回すための経済力の向上なども挙げられます。

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また、健康に関する知識の普及とライフスタイルの改善が果たす役割も大きいとされています。

そして、模範的とされる健康的なライフスタイルを実践することは、長寿化の恩恵に最大限浴するための礎石でもあります。

つまり、長寿化の時代には、健康の価値がいっそう大きくなる。

50歳のときに病気で働けなくなることのダメージは、寿命70歳の時代より、寿命100歳の時代のほうがずっと大きくなります

人生100年時代を生きるためには、健康を維持することが極めて重要となるのです。そして、不健康の代償は、経済的な面でもそれ以外の面でも甚大なものになりかねません。

ですから、健全な生活習慣を実践する必要があるのです。


「働く」ことは、人生で多くの時間を費やすことになります。もちろん、そのためには健康的な身体が必須であり、自身の身体の健康管理は、自己責任が暗黙の了解のようでもあります。

誰も自分の身体を健康には導いてはくれず、自分自身が導いていくしかありません。国が生活習慣病予防のための健康診断の必要性をどれだけ訴えたとしても、実際に受診するかどうかは本人が決めることです。


不健康が、働くことに悪い影響を与え、不健康は自分自身の問題ではなくときには雇う企業にも及びます。

そうならないためには、双方が健康でいることにインセンティブが働くようにすればいいのでは・・・ということで以下をどうぞ。


従業員の健康増進は企業にも利益「健康経営」中小企業に拡大

従業員の健康増進を図れば企業にとってもプラスの効果があるという「健康経営」。これまで大企業中心でしたが、人材の確保などにメリットがあるとして導入する中小企業も増えています。「健康経営」は従業員の健康づくりを企業の生産性を高める投資の一つとする考え方で、国は生活習慣病の予防策など取り組みがすぐれている企業を優良法人として認定しています。これまで導入は大企業が中心でしたが中小企業の間でも関心が高まり、今年度の申請者数は前の年度より3400件余り増えて1万2800件余りとなっています。

社員40人余りの川崎市の建設会社では、徒歩で通勤すると10ポイントなど、健康づくりにつながる社員の行動にポイントを付与する取り組みを行っています。ポイントはカタログ商品と交換したり、社内の懇親会の費用に充てたりすることができます。

会社によりますと、こうした取り組みの結果、社員が病気で会社を休んだ日数は取り組み前の4分の1程度にまで減少したほか、就職説明会などに参加する学生の数も2倍以上に増えたということです。松藤展和社長は「社員の健康を考える企業が、就職活動中の学生に選ばれる時代になっていると思う」と話していました。

認定のメリットは

国によって「健康経営」の優良法人に認定されると、低金利での融資や補助金の優遇措置を受けられる自治体もあります。また経済産業省によりますと、社員を大切にする企業として就職を希望する学生が増える可能性があるということです。経済産業省はさらに導入を進めるため、大企業に対して健康経営のノウハウを取引先の下請け企業にアドバイスするよう求めています。(後略)

以上引用。


残念ながら私の会社では、従業員の健康増進を図るような取り組みは行われておりません。

私は、数年前から定期的に健康診断を受けるようになりました。そして、今年から歯周病予防のために歯医者も定期的に受診しております。

とはいえ、恥ずかしながら体調を崩したことを理由に受診するようになったに過ぎません。

あらゆる予防は実感・体感できたりするものでもなく効果があるかどうかも微妙なところです。とはいえ、確実に予防できるものもあるので、長寿化の時代では予防は必須の取り組みであるともいえます。

しかし、健康も予防も個人に委ねられる部分が大きいので、記事にあるような取り組みは非常に良いなぁと思う次第です。





「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」




津川友介「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」





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