進化ではなく変化のために試行錯誤
今年もなんやかんやでコロナに終始した一年となりました。昨年からのコロナ禍を俯瞰的に捉えると、大規模な想定外の変化(環境の変化)に対するストレステストが実施されたように思います。そうなると、変化した環境に有利な形質(企業でも個人でも)は存続し、そうでない形質は消える、ということになります。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
人と人との接触、行動も制限されたわけですから、その環境に有利な企業と個人が生き残り、不利な企業と個人は生き残れない、という至極シンプルな事象がコロナ禍ということになります。
もっとも感染症を楽観的に捉えるのではなく十分な対策を取る必要があるのはいうまでもありません。
私は、美容室を営業で回る営業マンですから、今回の環境の変化には若干不利であったように思います。美容室にしても「社会生活の維持に必要な施設」という位置づけでしたから、飲食店を代表とする店舗ビジネスと比較すればコロナ禍は不利な環境ではあったものの多少は”マシ”だったのかもしれません。
いうまでもなく、生き残るためには新しい環境(コロナ禍)に合わせて変化するしかありません。
環境の変化が事前に予測できていれば生き残るための準備ができるかもしれませんが、準備ができるなら危機的な変化ではありません。
大抵の場合、危機的状況とは、予測できない想定外の変化が起こったもの。
ならば予測ができないのであればウイルスのように、企業、個人も変化しなければなりません。企業であれば、事業、サービス、商品を個人であれば働き方を、ウイルス同様に変異種を生み出すしかありません。そして、変異種を生み出すためには試行錯誤しなければならない。
コロナ禍という新たな環境を良くも悪くも受け入れるしかなく、どれだけその環境に文句をつけたところで変わるはずもありません。
新たな環境に有利だったもの、順応していこうとするもの、不利だったもの、というように様々な形質が混ざり合いながら、徐々にそれらの形質も含め世の中が変化しているように思います。
営業マンでも美容室でも徐々に変化しているわけであり、良い方向(生き残る)に変化するものもあれば、悪い方向(淘汰)に向かうものもある。
「変化には変化で対応するしかない」と口では簡単に言えてしまいますが、実際にそれをやるとなるととんでもなく難しいものです。
来年も生き残れるように試行錯誤しながら足掻いてみようと思います。
「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」
「ライフ・シフト2 100年時代の行動戦略」
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
【関連記事】
「変化できるかを左右するもの」
「変化自体に是非はない」
「変化には変化で対応するしかない」
コメント