自分にしか出来ない物事に取り組むことこそが会社のため


今年に入ってからのエントリーで、私が取り組む仕事内容についていくつか触れてきました。営業の現場から一歩引き、現場をある程度任せることや、自社ブランドの新商品の開発といったもの。しかし、それらは全て会社が継続してこそのものばかり。依然としてコロナ禍ですが、もちろんコロナを踏まえつつ、そして、それ以上に(時代の)変化に適応できるかどうかが、私の会社にとっては運命の分かれ目といったところでしょう。

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時代の変化といっても、そこに纏わる物事は多岐に渡るものと思われます。時代という抽象的な表現を使って誤魔化すのではなく、そこはきちんと具体的にするべきでしょう。

変化といっても、会社の内と外に分かれます。

会社の外の代表格が、コロナといったところでしょうか。それ以外には、経済状況でしょう。私の会社は美容(化粧品)メーカーですから、最近の原油高は直接影響します。材料を作っているわけですから、そこにはもちろん材料を作るための材料が必要で、原材料の高騰となると、現状の価格では美容室に卸せなくなるのも時間の問題です。そして、原油高とくれば運送費問題は避けて通れません。

まあ、他にも山ほどあると思いますが、そういった問題を常に押さえつつ、やっと「美容室にどうやって売っていくのか」と向き合えます。そこで初めて、会社の内の変化と向き合えるようになります。

会社の内でいえば、私の会社では後継者問題があります。今のところ、ここは何とかクリアできそうですが、とはいえ問題がないわけではないようです(今回は、この問題は割愛させて頂きますが)。

そして、従業員の問題も外せません。殆どの従業員が、コロナ以前の習慣というか、会社が今以上に安定していたときの印象のままで働いているのが一番の問題のような気がしています。

というわけで、経営者でもない私がどうのこうのいうのもなんですが、一言でいうと大変ということ。

傍から見ている分には、何とでもいえてしまいます。自分の会社がどうのこうのというのは。つまり、これこそが後知恵バイアス・正常性バイアスといったものでしょう。

自分だったら絶対にそんなふうにはしなかったという自信とともに、人は簡単に人を批判するものです。

でも、これっていうのは、かなり恰好悪いのでは?と最近はつくづく感じます。

ちょっと話は逸れますが、美容ディーラー、メーカーの営業マンが、美容室(経営)に対する悪口とはいかないまでも疑問をSNSで発信しているのを見かけることがありますが、あれっていうのがその代表ですね。

私も以前は、美容室の経営に思うところもあったりして「なんで〇〇しないのだろう」「自分だったら〇〇するのに」というように、後知恵バイアス全開で吠えまくっていました。

それが、今の営業所を任されるようになった当たりから、とんでもなく恥ずかしいというか勘違いもいいところだと思うようになり、美容室からアドバイスを求められる場合を除いては、一切の口出しをしなくなりました。


会社の内と外の変化をみると、そこには自分の力で「変えられるもの」と「変えられないもの」に分かれます

以前の私であれば、「変えられないもの」ばかりにスポットを当てていたように思います。大切なのは、変えられるもの変えられないものを見極めた上で、自分が変えられるものに正面から向き向き合えるかどうかだと思います。

会社の行く末をどうこう思ったとしても、実際に私に出来ることは限られており、私にしか出来ない物事に取り組むことこそが自分の為でもあり、会社の為でもあるのだと思います





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