美容室を守る美容師免許
前日のエントリーのタイトルは、「ヘアケア商品を支えるのは予防意識」でした。予防を「どこでどのように」するかは人それぞれです。必ずしも美容室で、しかも美容室のアイテムでする必要もありません。それこそドラッグストアに行けばアイテムなどごまんとあるわけで、使い方にしてもスマホで簡単に検索できてしまいます。
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という流れが完全に出来上がっているので(当然コロナ以前から)、美容室に来店する意味みたいなものが、パーマ全盛だった頃とは大きくかけ離れているわけです。もちろん、ドラッグストアとスマホ検索だけではなく、ヘアケア専門店もあります。
ヘアケアの需要は高いとは思いますが(完全に個人の感想です)、それが美容室だけに限った話ではないということです。需要をどのように取り込むかは、また別問題ですから。
どうやらその需要を取り込もうとしているのは、むしろ美容室以外の勢力のように思えてならないのは私だけでしょうか?
パーマは確実に美容室だけのものですが、ヘアカラーは美容室以外でも出来ます。ホームカラーがそうですね。というように美容室は、もはやカットが中心となっています。
そのカットにしてもカット専門店(安売り)があったりして、元々カットしても理容室が中心だったはずが、いつの間にかカリスマ美容師なるワードが登場する頃から、「美容室はカット」が世間的に定着したのかなぁと。
そんな流れがあってかどうかは分かりませんが、理容室の店舗数は減少の一途を辿っているようですし。長崎に限っての話ですが、もはや理容専門学校はありません。
なんとも時代の流れだなぁとしかいいようがありませんね。
美容の技術は美容師だけのものですが、美容室経営は美容師だけのものではありません。以前からもありましたが、美容師以外(他業種から)の美容室経営者の話題を聞くことが増えたように思います。
何を言いたいのかというと、美容室にとっての最後の砦は、国家資格である「美容師免許」なんだろうなぁと。
しかし、外国人美容師が実質解禁されているので美容師免許もかなり微妙な立ち位置であるのは間違いありません。
免許がどうなるかというよりも規制のかけ方が今後は問題となっていくように思います。
「規制緩和」と「規制強化」の言葉を聞いて、単純にどちらに良い印象を持つでしょうか?
多分、多くの人は「規制緩和」なのではないでしょうか!?
美容室の歴史を振り返ると、美容の技術の値段にしても組合パワーが働いていたときには、安売りなどもってのほかで、大衆美容室といって安売り美容室は一部のものだけでした。
それが、規制緩和、なし崩し的とでもいうのでしょうか、カット専門店、ヘアカラー専門店、大型安売りチェーン店、メンテナンスサロン等が登場してきて、美容の技術料金は価格破壊が起こりました。
もちろん、時代背景もあってデフレだった要素があるでしょう。
当然ながら、安売りがよくないとかをいいたいのではありません。ルールに基づいてどこでも商売をやっているのですから。
とはいえ、ルールさえ守っていればそれでいいのかという感情的な部分が私にはありまして、つまり、商売において「共感」を得られるかどうかは非常に大切な部分だと思うのです。
なんとも取り留めもないことばかり書いてきましたが、本日はそんな感じです。
私は美容室を応援しています。
グレッグ・マキューン「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」
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