学び(学び直し)の必要性を感じますか?
人生100年時代。学校を卒業してからのほうが人生は長いし、60歳で仕事を退職しても、さらに余生が40年もあります。社会が激しく変化し、テクノロジーが目まぐるしく進歩するこれからの時代では、学生時代や社会人になりたての頃に学んだことを活かそうとしても、それらの知見はすぐに古びてしまうことも多いでしょう。
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つまり、私たちは常に学び続けなくてはならないのです。『落合陽一「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書」より』
『企業は学ぶ機会を与えず、個人も学ばない傾向が強い日本』
政府は2022年12月27日、「第1回 教育未来創造会議」を開催しました。
本会議では、
・日本の未来を担う人材を育成するために、高等教育をはじめとする教育のあり方について、国としての方向性を明確化
・誰もが生涯にわたって学び続け学び直しができるよう、教育と社会との接続の多様化・柔軟化を推進
の2つを大きな目的としています。
近年、リカレント教育やリスキリング、学び直し、など、社会人になってからの教育の重要性が指摘されています。というところで、学び直しに関するデータを参考にとりあげたいと思います。日本では、企業は学ぶ機会を与えず、個人も学ばない傾向が強い、という調査結果も紹介しています。日本企業のOJT以外の人材投資(GDP比)は、諸外国と比較して最も低く、低下傾向となっています。また、社外学習・自己啓発を行っていない個人の割合は半数近くで、諸外国と比較しても不十分な状況です。(後略)
以上引用。
リカレント教育は、基礎教育を終え、社会に出た人たちに向けた「学び直し」の機会です。
しかも、カルチャースクールなどの学びと違い、生涯を通じて社会で活躍し続けるための、就労を前提とした学びを指します。
ということなのですが、多くの社会人にとってはリカレント教育って何?といった感じなのではないでしょうか。
企業にしても個人にしてもそもそもの学び(学び直し)の必要性を感じていないのでしょうから。
コロナ禍を通して、何となく社会が変化しているように感じてはいるものの実際のところ日々に流されている人が圧倒的多数だと思います。
冒頭に書いた「人生100年時代」とはいうものの、その意味するところを掘り下げるようなことをする人もそう多くないはずです。
企業の場合、リカレント教育が企業にとってインセンティブが働かなければ、わざわざ学ぶ機会を社員に与えようとはしないでしょう。
また、リカレント関連の環境や法整備も進んでいくのでしょうけれど、個人がこれからの時代に対して、どのような認識を持ちどのような行動を取っていくのかであって、結局はその人次第なのです。
なら、あなたはどうなのですか?というと私はヒシヒシと学び(学び直し)の必要性を嫌という程に日々感じています。
何故なら、私の会社にしても私個人にしても今までの知識、スキルが通用しないからです。
だとすれば、小手先でどうこうではなくしっかり学び直しをするしかありません。
最後に、そもそも「何故、学ばなければならないのか」という問いの必要性を感じるだけの知識、背景がなければ全く意味がないように思います。
「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」
「ライフ・シフト2 100年時代の行動戦略」
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