慣れれば慣れるほど失っていくもの
以前、ある美容室で美容ディーラーの営業マンの話になりました。それは、担当する期間についてでした。美容室がいうには「(担当営業マンに)慣れてきたかなぁ」というタイミングでいつも担当変更することを嘆いていました。嘆くということは、その営業マンとの相性はある程度良かったということになります。
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それは逆も然りで、相性が良くなければ「早く担当変更してくれないかなぁ」になります。
よくよく考えると美容室との関係性をある程度の割合で成立させることのできる営業マンは、営業という仕事を続けることができるのだろうと思います。営業は、人間関係をベースにしてモノを売っていくことです。
人間関係を構築することが出来れば営業はかなりスムーズに進めることができますから。
ただ、関係をつくっていけばつくっていくほど担当変更は双方(営業マンと美容室)にとってあまり気は進まないものでしょう。
もちろん、中小規模の美容ディーラーであれば人材不足でしょうから担当変更どころの騒ぎではないかもしれませんね。一人の営業マンの抱える仕事の負担が増えていく一方でしょうから。
私も中小規模の美容メーカーで働いているので、担当変更どころではありません。逆に、担当変更どころか担当が増えていくばかりという・・・
さて、担当変更ですが、美容室からすると相性が良ければ残念かもしれませんが、美容ディーラー側からすればやるべくして担当変更を行っていることでしょう。
いくら相性が良くても会社側に売り上げとうい形で貢献できていなければ意味がありません。また、美容室もそうですが美容ディーラーの独立もアルアルですから、お客を引っ張っていくこともあるでしょう。
そして、結局は人対人ですからどうしても合う合わないは存在しますし、合わない場合やラブルが生じた場合に替えの人材がいるということ、選択肢として担当変更があるのはどう考えてもメリットです。
まあ、とにかく諸々の理由があって定期的に担当変更を行うことは理にかなっていると私は思います。
私がとくに感じるのは、お互いに「慣れすぎる」ことを回避できるがあると思います。
慣れること自体は別に悪いことではありませんが、長くなればなるほど、慣れれば慣れるほど、それと引き換えに緊張感を失っていくように思います。
その代償は結構大きいなぁと最近つくづく感じるようになりました。
緊張感のなさは仕事の成果にもじわじわと反映されると思うので、そこは気を付けたほうがいいと思います。
過度のストレスには気を付けなければなりませんが、適度なストレスは必要であり、ノンストレスは避ける必要があるでしょう。
「アーノルド・ベネットの賢者の習慣」
堀江貴文「破戒のススメ」
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