2020年の美容室店舗数は過去最高の25万7890軒
本日の内容は、タイトルで全て完結しております。
過去を振り返ると2019年11月3日のエントリーで美容室店舗数が25万軒を突破したことを取り上げています。ということで、その後も順調に?美容室はその店舗数を増やしているわけです。
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『理美容合わせて37万3346施設 2021年3月末時点』
厚生労働省は2022年1月27日、令和2年度の衛生行政報告例を発表した。2021年3月末時点の美容所数は前年より3468件(+1.4%)増え25万7890件になった。理容所は前年比1810件(-1.5%)減の11万5456件で、理容所美容所合わせた施設数は37万3346件になった。
なお、理容所・美容所の重複施設は264件あり、報告例では理容所にカウントされている。
美容所は半世紀前の1971年には11万6021件だったが、ほぼ毎年増え、1980年には15万件、1999年には20万件、2019年には25万件を超えた。直近の10年間も1%台の伸びを示しており、拡大傾向が続いている。
一方、理容所は1971年には13万6116件あったが1987年の14万4994件をピークに減少に転じ、2005年に14万件を割り込み、2019年には12万を割り込んだ。直近の9年間は1%台の減少を続けている。
理容美容の業務内容はほぼ同じで、両業を合わせた理美容所は、美容所が理容所の減少分を上回る増加をしている。この結果、1理美容所あたりの人口数は、1980年には397人だったものが、2021年には337人にまで減少した。1施設あたりの対象客の減少は、個々店の売上に大きな影響を与えている。
以上引用。
記事の内容をまとめると、
美容室:25万7890軒(過去最高)
理容室:11万5456軒
ちなみに、引用記事には記載がありませんでしが、従業理美容師数は以下となっています。
従業美容師数は前年度から7846人増の54万9935人。
従業理容師数は前年度から3430人減の21万849人。
2019年11月3日のエントリーでは、理美容室合わせると店舗数37万0193店となっており、理容室店舗数は減少しているもののトータルでは増加しています。
いずれにしても美容室に限っては増加傾向が続いていることがはっきりしました。
報告は2021年3月末時点なので、コロナ禍となった2020年でも美容室はその店舗数を増やしたことになります。
となれば(私が)気になるのは美容室全体の総売上です。総売上が減少傾向にある中、反比例して店舗数は増加傾向。減少するパイを増加する店舗数で奪い合っているわけですから、厳しいのは当然でそこにコロナなので、ホント皆さんよくやっていると感心します。
河合雅司「未来を見る力(人口減少に負けない思考法)」
中室牧子・津川友介
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