ロレアルのヘアカラー最新デバイス
ヘアカラー専門店が登場してからというもの一般的な美容室の白髪染め需要が奪われたように思います。現在の美容室は、オシャレ染めに活路を見出しているようですが、一般の美容室にしてもヘアカラー専門店にしてもホームカラーの存在は見過ごせないはずです。元々からホームカラーの需要は相当に高かったのですが、コロナ禍によって更にその需要は高まっているようです。
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コロナを切っ掛けにホームカラーを試す人が増えたはずで、しかもシフトした方もいるかもしれません。
これはあくまでも個人的見解ですが、一旦シフトしてもまた美容室かヘアカラー専門店に戻る方が圧倒的多数かなとも思います。ただ、コロナが切っ掛けになったのは確かだろうと思います。
そして、ヘアカラーというのは美容室なら美容室、または、美容室とホームカラーの併用、または、ホームカラーのみに分かれていると私は見ています。
実際、ヘアカラー専門店の来店アンケートでは、美容室とホームカラーの併用の方が大半を占めているそうで、ホームカラーのみの方が来店することは殆どなかった、という話を聞いたことがあります。
やはり、ホームカラーのハードルとなるのは煩わしさなのかと思います。そこの煩わしさをいかに解消するかを各メーカーは競い合っているのではないかと思います。
そして、今回大手美容メーカーであるロレアルからホームカラー用の最新デバイスの発表がありました。
『「ロレアル」がヘアカラーの最新デバイスを発表 自宅でも美容室並みの仕上がりを実現』
ロレアル(L'OREAL)は、自宅でヘアカラーを簡単に均一に塗布できる最新デバイス“カラーソニック(Colorsonic)”を発表した。ラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(Consumer Electronics Show、通称CES)でお披露目されたもので、コロナ禍で高まるセルフカラーのニーズに応えるべく開発した。消費者向けには2023年のはじめに、まずはアメリカで発売する予定だ。またホームヘアカラーに加え、美容室でのヘアカラー体験の進化にも着目。美容師向けの最新ヘアカラーシステム“カラーライト”も発表した。AI技術を用いたもので、好みの色をバーチャルでトライできるほか、1500通り以上のヘアカラーをカスタマイズすることが可能だ。
開発に5年の歳月をかけたという“カラーソニック”は、カスタムミキサーメカニズムにより、染毛剤を組み合わせてヘアカラーを作る。ヘアカラーは40色の中から選ぶことができ、カートリッジをデバイスにセットするとその場でカラーを調合。そこからヘアカラーを適量出し、1分間に300回振動するノズルの毛先がジグザグに動くことで髪に均一に塗布する。その後30分放置した後、洗い流すだけで完成。カートリッジを本体から取り出して残った色を保存すれば、いつでも簡単にタッチアップが可能だ。(後略)
以上引用。
ヘッドスパ用マッサージ器、復元ドライヤー、ヘアアイロン等々自宅で出来る美容器具は各種ありますが、ホームカラー用デバイスは初?なのではないでしょうか。
今後、実際に日本の店頭?に並ぶのは先になるとは思いますが、これが前半に書いた、ホームカラーの選択肢を持たない方が選択するかどうかに注目したいところです。
望月智之「買い物ゼロ秒時代の未来地図―2025年、人は「買い物」をしなくなる〈生活者編〉」
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