ブログを書きながらついつい音楽を聴いてしまう私
マルチタスクという言葉があります。マルチタスクとは、複数の作業を同時並行、短期間で切り替えながら同時進行で行う能力のことをいいます。例えば、料理をしながら洗濯や掃除をしたり、スマートフォンをさわりながら、テレビや映画を観たりするのもマルチタスクとなるのでしょう。
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そして、いつ以来か、複数のことを同時にやるようになっているわけです。
アンデシュ・ハンセンの「スマホ脳」の中で、マルチタスクについてスタンフォード大学の研究が取り上げられています。
その研究とは、マルチタスクが得意な人が、思考力を問われる課題にどれほど秀でているかを調べるというもの。
マルチタスク派の方が、集中が苦手だという結果が出たという(詳しく知りたい方は「スマホ脳」を読んでみて下さい)。
ということで、以下の記事もマルチタスク関連でごく当たり前(あくまでも私にとって)のような結果が出たようです。
『音楽を聴きながら勉強や運転、効率が低下? 東北大が脳波で研究調査』
音楽やラジオを聴きながら勉強や運転をする「ながら作業」は、効率が低くなる可能性も――。東北大大学院医工学研究科の川瀬哲明教授らのグループが被験者を対象に調べたところ、そんな結果が明らかになった。
研究では、被験者に両側の耳から別々の音を聴かせた。左耳にはテスト音(聴くべき音)を流し、聞こえる度にボタンを押してもらう。同時に右耳にはジャズピアノの音楽(無視したい音)を流し、「脳磁図」と呼ばれる磁場を用いた脳波の計測で、反応を調べた。
右耳から雑音を聴かせた状態では、ほとんど影響がなかった。一方、音楽を流した場合には、音量の大きさに関係なく反応が抑制され、ボタンを押すまでの時間にも遅れが出た。音楽の影響で、テスト音への注意が邪魔されたことが原因と考えられるという。
研究グループは「音楽を聴きながらの運転や勉強などの注意を要する作業は、大音量でなくとも注意力の低下が生じ、作業効率に影響を与えうることを示す」と指摘する。研究論文は昨年12月、米科学誌プロスワン(電子版)に掲載された。
以上引用。
現代はとにかく、集中力を欠かせるもの注意力を散漫にさせるものに溢れているように感じます。その代表格がなんといってもスマホ。
仕事でも勉強でも、私の場合は楽器の練習もそのひとつですが、いかに集中できるかが成果を大きくわけるものになります。
この程度の短いブログ内容であっても音楽を聴きながら書くととにかく時間がかかってしょうがありません。しかし、音楽を聴きたい衝動に駆られてついつい音楽を聴いてしまう。
いつの間にか音楽に集中してしまい、気づいては音楽を消すの繰り返し・・・
冒頭の内容にしても紹介記事にしても殆どの方がとっくに気づいているのではないでしょうか!?
しかしながら、現実には習慣が優先するというか、私のように「ながら作業」をやってしまうのをどうにかできないものかと悩んでいるのではないでしょうか?
注意力が散漫になる集中力を欠くという確実な結果があるにしてもそこに従えないという皮肉さを感じます。
最後に「スマホ脳」より以下を紹介します。
人間はマルチタスクが苦手だ。得意だと言う人は、自分を騙しているだけ!「アール・ミラー(マサチューセッツ工科大学神経科教授)」
アンデシュ・ハンセン「スマホ脳」
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