サロンカラーもホームカラーもともに苦戦!?
ヘアケア品購入比率、ヘアカラー比率、ともに美容室を選ぶのではなく、ドラッグストア等を選択する人の割合が多いようです。コロナ禍では、美容室で髪を染めていた方が一時的にホームカラーにシフトしたという話もよく聞きました。ホームカラーは、数年前から単純に白髪染めから、そこにヘアケアを兼ね備えたカラートリートメントなるものが登場しました。
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私の認識の範囲で書かせて頂くと、カラートリートメントは、一般向けでまず登場したように思うのですが、ホームカラーでそれを使用した方が美容室に来店することで、カラートリートメントを使用した毛髪が扱いづらいという話をよく聞いたものでした。
で、時は流れて、昨年だったでしょうか?ホーユーからSOMARCA(カラーシャンプー&カラーチャージ)が登場したことは、私にとっては、半ばカラートリートメントの逆輸入のような感じで驚きました。
最近のブリーチを伴うヘアカラーでは褪色がつきまとうので、そこを回避すること、色持ちを持続させる、そして、ヘアケアを兼ね備えたものとなっている。
そして、一応はヘアカラーという技術と連動した店販となっている。
なかなか考えたものだなぁと感心しました。まあ、実際にそれを売るのは美容師の腕ではなく口にかかっているのですが・・・
『白髪染めのホーユー、海外市場も染められるか 生え抜き新社長の挑戦』
白髪染めの「ビゲン」で知られるヘアカラー大手のホーユー(名古屋市)の社長に1月31日に就いた佐々木義広氏(54)が朝日新聞の取材に「コロナ禍からの立て直しと海外展開に力を入れる」と述べた。海外ではアジアや米国を中心に新商品の投入も検討する。
コロナ禍ではみだしなみ需要が低迷する。佐々木氏は「需要が戻るときに新商品を提案するのが大事」と説明。とくにヘアケア材に染料を加えるカラートリートメントの人気が高まっており、商品開発を進める。
国内では高齢化で白髪染め需要の高まりを見込む一方、人口減による市場縮小も懸念される。その分、海外市場の重要性は高まるという。「日本で役に立っている商品は、世界中の人びとにも十分提案できる」とし、現在は売上高の約25%を占める海外比率を伸ばしていく考えを示した。
とくに中国や米国でのシェア拡大をにらむ。米国市場では直毛向けの商品は競争も激しいが、それ以外の髪質に合う商品は少ないという。同社はアフリカ系の人たちに向けて安価で色落ちしにくい粉末の染料を販売。佐々木氏は「ニッチなところを探して戦う強みがある」と話す。
以上引用。
コロナ禍では、外出を控えるとともに不要不急のイベントが開催されていないので、身だしなみの必要性を感じにくくなっているのは当然です。ならば、美容室の利用、そして髪を染める頻度が下がるのも当然。
美容室のカラーからホームカラーにシフトしたことばかりに目がいっていましたが、常にホームカラーの方がコロナ禍でも定期的に染めていたというわけでもなさそうですね。
美容室のヘアカラーでもホームカラーでもコロナ禍では同じように苦戦を強いられていたということなんですね。
話はいきなり変わりますが、アフリカではウイッグが売れているという話を聞いたことがあります。
というのもアフリカ系の方々は見るからに縮毛で、縮毛矯正ができる美容師が不足している、または、縮毛矯正が高額かのどちらかだったと思いますが、誰もかれも縮毛矯正をできないそうなんです。
で、それよりも日ごとにスタイルを変えることのできるウイッグの人気があるようです。
記事後半にアフリカ系とあったので・・・
尾原和啓「プロセスエコノミー」
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