長崎市の転出超過について思うこと
日本は言うに及ばず少子高齢化による人口減少に突入しています。2040年には、日本の総人口が1500万人程度減少すると言われており、その規模は、九州・沖縄・山口を合わせた人口と同等だといいます。また、少子化ではなく高齢化の部分に目を向けると、65歳以上が総人口の約35%に達します。
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『長崎市の「転出超過」拡大 2年連続で全国ワースト2位 2021年』
総務省が公表した2021年の日本人の人口移動報告によると、長崎市は転出者数が転入者数を上回る「転出超過」が2194人となり、20年から169人拡大した。全国の市区町村別では2年連続で2番目に多い。最多は広島市の2230人。
長崎市長崎創生推進室によると、転出は1万2624人(前年比505人減)、転入は1万430人(同674人減)。転出数が抑えられた半面、転入数の減り幅がより大きく、全体として転出超過が悪化した。同室は転入が減った要因などを詳しく分析する。(後略)
以上引用。
今のところ局所的に人口増加傾向にある東京都や福岡市でさえも、遅かれ早かれいつかは人口が減少に転じます。
長崎市以外でも人口減少に転じている地域はあると思いますが、結局はそこをどうのこうのいったところで何もはじまらず、先行して減少しているのを逆手にとって何かの手立てを打つべきだと思います。
ふるさと納税にみられるように日本の地域間でパイの奪い合いなどに精をだすのではなく、地方ごとのオリジナリティというか希少性を今以上に模索すべきではないかと思います。
他の地域といかに違うことを実施するかにエネルギーを費やした方がいいのではないかと。
全国を常に回っているわけではありませんが、福岡、熊本、広島、岡山、そして長崎の中心地をみるとどこも同じような街づくりとなっていて、とくに駅周辺の作り方はフォーマットが決まっているようにも感じます。
元々から、長崎は、歴史と文化しかないわけです。つまり、観光にしか頼れない街なんです。そこをインバウンドということで中国人が一時期から街を占拠していたわけですが、コロナによってメッキリ減って、というかいなくなりました。
中国人に来てほしくないのではなく、まずは日本人にもっともっと長崎に来てもらいたいだけです。
日本全体で人口減少が起きているとはいえ、やはり出来る限り減少のスピードは抑えるべきでしょうし、ここ最近ワースト記録常連組となっている長崎市も確かに色々な手立てをとっているのでしょうけれど、諦めずに頑張ってもらいたところです。
私が出来ることといえば、会社の利益を追求して少しでも税金を多く収められるようにすることでしょうかね。
「ライフ・シフト2 100年時代の行動戦略」
河合雅司「未来を見る力(人口減少に負けない思考法)」
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