私にとって重要なインプット
先日、複数の美容室合同で勉強会を行いました。当然?技術者が集まれば、話題となるのは技術の話のようで、最近のヘアカラー(どうやって染めるか)やヘアケア事情なども含めて勉強会とは別に意見交換をする様子を私は聞き耳を立てつつ遠くから見ておりました。技術に使用する材料は私の会社が販売しているものですから、それがどのように現場で活かされているのかを知る機会にもなるのが勉強会だったりもします。
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あくまでも私は美容メーカーの人間ですから、商品(美容材料)を美容室(美容師)に提供するだけです。そして、それを使うのは、美容室(美容師)です。
単に商品が良いとか悪いとかの話など美容室にとってはどうでもよくて(ちょっと言い過ぎかもしれませんが)、現場では使い心地、使いやすさ、といったものを重視します。
最近では、簡単に使えてしまう商品も多く、例えば、ヘアカラーの色味などはその典型で、確かにそれを使うと便利だし簡単だといいます。
ところが、美容師の生態、というか技術者の生態といったほうがいいかもしれませんが、使い方に多少の複雑さ(コントロール感?)があると妙に燃えたりします。
ヘアカラーの色味の調合はまさしくそれにあたるようで、実際にはどんな髪の色になるかは塗ってみなければ分かりません。
なので、美容師の会話では「〇〇と△△を混ぜると上手くいった」「〇〇の髪質だと△△程度時間を置くようにしている」といったものが飛び交います。
傍から聞いていると何を言っているかさっぱり分からないことも多いのですが、この分からない会話こそが他の美容室でも大いに役に立つことが多いのも事実です。
不思議なもので別の美容室に訪問するとヘアカラーに関する質問を受けることもあって、しかもその質問が「そういえばこの前なんかいっていたなぁ」ということが度々あります。
勉強会は、私からの一方的なアウトプットだけなのでインプットになることがありません。しかし、美容室合同で勉強会を行うと、そこで久しぶりに会う美容室同士で雑談があって、やはりそこにはお店がどうのこうの、そして、技術の話が多くなるようです。
所詮は、私は営業マンであって技術者ではないので、技術的なことを美容室から引き出せないことも多々あります。
そうしたときに、実際の技術者同士の会話は私にとっては重要なインプットとなるのです。
やはり、人の話ほど重要なインプットはないなぁと実感した勉強会でした。そして、そのインプットが次の勉強会(アウトプット)にも活かされる、兼ねている、というわけです。
堀江貴文「最大化の超習慣」
「アーノルド・ベネットの賢者の習慣」
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