変身資産
今年、まず最初に読もうと決めていたのが「ライフ・シフト2 100年時代の行動戦略」でした(実際に読んで非常に面白かったです)。で、「ライフ・シフト2」を読み終えると、今度は無性に「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」を読みたくなり、改めて読んだのですが、数年前に読んではいたもののまるで初めて読むようでした。全く記憶に残っていないという・・・
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「ライフ・シフト」(1も2も)は、サブタイトルにあるような内容(テーマとしては、「テクノロジーの進化と長寿化の進展の組み合わせによって生まれる問題とどのように向き合っていくか!?」という感じ)について、研究データをもとにして事細かく書かれているものです。
更に、コロナや先のロシアとウクライナのことなど、もちろん、今までもそうだったわけですが、今後はより予測不能であり、予測など意味のない時代(VUCA化)となっていく中で、私たちはどのように生きていけばいいのか?ということを敢えて付け加えておくことにします。
さて、急に話は変わるのですが「ライフ・シフト」の中で資産について取り上げています。資産には、有形と無形があって、有形資産は、ざっくりと金融資産ですね。
そして、無形資産には種類があって、
・生産性資産:スキル、経験
・活力資産:健康、家族、友人
・変身資産:多様な人脈、オープンマインド
となります。
生産性資産や活力資産は、今までも必要な資産でしたが、そこに「変身資産」なるものが加わり、これからの生き方では必須の資産だと「ライフ・シフト」では説かれています。
ということで、変身資産については、次のように書かれています。
『人生の途中で変化と新しいステージへの移行を成功させる意思と能力のことである。(中略)移行につきものの不確実性への対処能力を高める要素と言い換えてもいい。』
まあ、ちょっと分かりづらいですかね(少なくとも私には)。私の認識としては、チャレンジ精神とか智慧のようなものかなと。
で、具体的に変身資産がどのようなときに必要とされるかというと、
・外的要因により否応なく変わらざるをえない(例、コロナ)
・テクノロジーが進歩して自身のスキルが古くなる
・企業倒産
・自発的に変わろうとするケース(転職)や可能性を試す
と、いったところでしょうか。
この変身資産は、生産性資産と活力資産にも影響を及ぼし、かといって変身資産だけがあればいいとうわけでもない、有形と無形の資産のバランスが重要だと「ライフ・シフト」にも書かれており、それ以上に無形の資産をいかに管理するかも更に重要だと説かれておりました。
以上が変身資産についてです。明日は、私と美容室に当てはめ、変身資産を考えてみようと思います。
「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」
「ライフ・シフト2 100年時代の行動戦略」
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