変身資産を感じた話


前日のエントリーでは「ライフ・シフト」に出てくる変身資産を取り上げました。本日は、この変身資産について私自身と営業相手先である美容室、というよりも美容室オーナーに当てはめて考えてみようと思います。

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少しだけおさらいをすると、変身資産とは人生の途中で変化と新しいステージへの移行を成功させる意思と能力のことである。(中略)移行につきものの不確実性への対処能力を高める要素と言い換えてもいい。と「ライフ・シフト」に書かれています。

前日も書きましたが、私の認識は、チャレンジ精神とか智慧のようなものかなと。

営業マンである私が、この変身資産を発揮する?場面って何なのかなと考えてみたのですが、まず思い浮かぶのは、今働いている私の会社が倒産した場合。

その際に、どのような行動をとるのか?その行動をとるときの私の心持ってどんなもんなのでしょうか?

まあ、会社倒産は想像できますが、実際には経験したことがないので何とも言えません。

次に考えるのは、外的要因により否応なく変わらざるをえない状況でしょう。まあ、コロナってところでしょうか。

ここは、今までも散々当ブログで書いてきたことなので、割とチャレンジ精神と智慧をないなりに絞りに絞って、営業のアプローチを変えることは出来たのではないかと思っています。

とはいえ、所詮は会社に守られている部分が大きいので、やってやったのではなく、やらせてもらって有難いというのが正直なところです。

私の場合では、変身資産はそんなものでしょう。

続いて、美容室オーナーの場合です。

こちらは、コロナによって経営をどのようにやりくりしたか、とういことではなく、コロナ以前の話になります。

美容室を撤退した後のオーナーさんの立ち振る舞いです。

撤退と書いているので、潰した、潰れたわけではなく、見切りをつけて次の仕事へと移った、まさに「ライフ・シフト」での「移行」です。

美容室経営ってほんと大変で、当たり前ですが、上手くいくところもあれば上手くいかないところもある。中々、美容室経営だけて生計を立てるのが難しい場合、副業?をやる方もいらっしゃる。まあ、バイトとかです。

店舗を借りる人もいれば、買う人もいる。そして、奥さんがいて子供もいて、従業員もいて・・・そして、借金もあって。

取り敢えず、従業員は置いておくと、やはり家族のために何とかしなければならない

そこで、店舗運営しながらバイトをする人、店舗運営を潔く撤退して次の職に移行する人、そして、ズルズルと何も移行できずにいる人もいる。

ズルズルいく人は、今ある仕事の延長でなんとかしようとして時間だけがただ無為に過ぎていく。今の仕事で成果も出せずにいるにも関わらず、そこにも気づかず、今までやってきた仕事にしがみつこうとする。

全く違う職に移行する人は、家族のためもあるのでしょうけれど、とにかく動きが早い。

私も美容室と付き合って、20年以上になりますが、その中で美容室経営から撤退した人を見てきましたが、意外にも悲壮感があって撤退した人はいません。しかも、撤退した方々は、50歳以上。

逆に自分がその立場ならば、そんな潔く行動できるかはかなりの疑問です。そんな行動をとる人、移行出来る人をみて、単純にスゴイと思うばかりです。

ということで、「ライフ・シフト」の変身資産について、以上のようなことを考えてみました。





「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」




「ライフ・シフト2 100年時代の行動戦略」





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