どんな状況であろうと習慣が優先する!?
わが街長崎県は一足早く解除されておりましたが、東京など18都道府県で適用されている「まん延防止等重点措置」が3月21日をもって全ての地域で“やっと”解除されます。まん延防止等重点措置の適用地域が全てなくなるのは今年1月8日以来、約2ヶ月半ぶりとのこと。
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で、九州では何故か熊本県だけが延長となっておりましたが、熊本も解除となるようで・・・というか、先日も、まだ「まん延防止等重点措置」が適用中の熊本へ出張でした。ちなみに2月も出張しましたが。
熊本での美容室の状況としては、忙しいところヒマなところとまだら模様といったところでした(あくまでも私の会社の顧客からの情報によるものです)。
コロナ禍となってから思うのですが、流石に2020年の3月~5月(1回目の緊急事態宣言が発令された前後)では、美容室の状況がどうのこうのというよりは、日本全体で初めて経験する緊急事態宣言に戸惑うばかりでこの先の不安しかなかった。
しかし、恐ろしいもので?人間は慣れというものがあり、徐々にこのコロナ禍も慣れていき、政府の出す対策にも慣れていき、そして、今に至る、という感じです。
なので、いい加減、コロナ禍となってからの美容室の状況も二極化してきているわけです。
美容室の状況に限らず、私の会社で働く人間(もちろん私も含めて)を見ていて思うことですが、コロナ禍という環境の変化に順応するとかしないとかではなく、やはり、今までの仕事の在り方とか向き合い方といった、つまり、一言でいうと習慣となるのですが、そういったものが優先するように思います。
コロナ禍によって「(この状況を)どうにかしなければならない」と、頭では分かっているのですが、そこに対して思うように身体がついていかない、動かない。
まさに習慣の延長上でしか物事を考えることしか出来ないわけです。
コロナ以前から、日々お店をこうしていこう、仕事をこうしていこうと前向きに取り組んでいる方は、コロナ禍でもそうするでしょうし、なんとなくダラダラとやってきた方であれば、コロナだろうがやっぱりなんとなくダラダラとやってしまう。
コロナを切っ掛けに変わったなぁと感じられる人は、実は私の周りではゼロです。以前から勝負に出ていた美容室は、コロナであろうが何であろうが勝負に出ています。
とくにコロナ以前から行動を起こしていない美容室は、コロナでもとくに行動は起こしていない。
以前の私であれば、当然ながら勝負に出ている美容室や働く人を賞賛していたように思うのですが、最近は、どちらがどうのこうのはとくにないように思うようになりました。
どちらも間違いなく生存戦略であって、動くことが有利と思うのか動かないのが有利と思うのかの違いなのかなぁと。
好き嫌いでいえば、圧倒的に動く人が好きですが、それは単に私の好みの問題に過ぎません。
まあ、誰も悪く(悪い状況)なろうとして生きている人はいないはずなので。
ただ、環境に有利な個体が生き残るのは世の常なので、生き残るには環境を味方に出来るように変化するしかないとは思います。
いずれにしても選択の問題といったところでしょうかね。
他人の選択にイチイチ口を出せるほど私自身も余裕がないのも事実ですが・・・
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