何となく通っている美容室
美容室における新規客の固定化は、どこも頭を悩ましている問題だと思います。例えば、「うちは固定客で(お店を)回せているから」ということを美容室から聞くことがあります。まあ、最低でも10年以上続く美容室が言うセリフです。つまり、ある程度、固定化に成功しているからこそのセリフ。固定客で回せるのは理想ですが、それは同時に、よくいえば安定、悪くいえば停滞の始まりであるとも考えられます。
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『行きつけの美容室 70%がある』
堺・南河内の地域情報メディア「さかにゅー」は2022年3月21日、【アンケート結果発表!】美容室みんなこんな感じで利用しているよ、を発表。同メディア会員を対象にした調査で、南大阪の地域限定版だが、全国の縮図ともいえる結果だった。
調査結果のサマリーは、
1 行きつけの美容室はある?
ある70%
ない30%
2 お店を探す手段は?
美容系サイトを見て25%
ネット検索22%
友達や友人のおすすめ19%
通りすがり13%
その他10%
紙媒体7%
SNS4%
3 実際に行こうと思った決め手は?
料金の安さ25%
自宅・職場から近い23%
口コミ・評判19%
クーポン18%
その他15%
4 お店を変えようと思ったことある?
ある69%
ない31%
5 変えたきっかけは?(順位)
料金
技術
その他
接客応対
カウンセリング力
商品販売
同メディアでは、「南大阪にはたくさん美容室があるので、『料金』や『技術』に納得がいかなかったら、口コミなどでよりよい美容室を探している方が多いのでしょうか!?」とまとめているが、美容室が多いのは都市部では共通している。口コミやネットで店を探すのも同様。大阪だけにお金にシビアなのかなと思ったが、これも全国的な傾向といえる。
さかにゅー
https://sakai-news.jp/
以上引用。
『【アンケート結果発表!】美容室みんなこんな感じで利用しているよ♪:』
冒頭の内容とあまり関連性のない記事を取り上げているのですが、7割が「行きつけの美容室」が存在しており、3割が流動的な利用者というわけですね。だから何?って感じなのですが・・・
7割が行きつけの美容室があるということは、固定化に繋がりやすいとも私には考えられます。しかし、現実には固定化は難しく、トータルで考えても3割程度の(新規客の)固定化率ではないかと思います!?
オープン以来の全ての来店客が全て固定化しているところなど存在するのでしょうか?
私の勝手な見解ですが、新規は新規でも一回目で終わる人もいれば、二回で終わる人もいる。しかし、三回来店するとその後は、固定化しているような感じがします。
ただ、人の感覚など所詮はその人にしか分からないものです。記事には、料金、技術でお店を変えた理由となっているようですが、実際は、”何となく”が多いような気もします。
人と人とのやり取りなので合う合わないといった感覚が最も影響するのだろうと思います。まあ、こんなことを書いてしまっては元も子もないのですが。
堀江貴文「最大化の超習慣」
佐渡島庸平「観察力の鍛え方」
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