面倒くさいから集客方法を見直せない!?
凄く当たり前の話なのですが、売上が伸びる、伸びているときは、新規客とリピーターが必ずセットになっているときです。肝となるのは、集客方法であり、それがものの見事に上手くいっている状況といえます。いつからかのタイミングで売上が下がるのではなく、よくいえば安定、悪くいえば停滞ですが、そのときは、殆どリピーターで回している状況だということです。
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私の会社にしても例外ではなく、取引先である美容室も同様であり、約10年前後で売上のピークを迎えます。その後は、会社やお店を回せるだけのリピーターを獲得できているので売上的には安定しています。
開始からの10年に比べると、次の10年では何故か、新規客の集客が難しくなります。しかし、売上的には安定しているわけで、そこそこ忙しいので新規よりもリピーターを更なるリピーターにしていこうとします。顧客の全体数が変わらず、既存顧客への依存度が増していき、つまり、一人当たりの単価を上げようとする戦略に切り替わります。新規客を集めようとはせずに。
それはもちろん否定されることではないのでやっていくべきことだとは思いますが、現実問題として、同時に新規客を入れていく取り組みを外してはその後に待ち受けているのは悲惨な状況しかありません。
つまり、リピーターはいるものの、新規客が獲得できず、顧客の高齢化に伴って、顧客が減少していく、というわけです。となれば、下り坂を転げ落ちるように売上は落ちていきます。
もうお分かりだとは思いますが、このような状況を招いたのは、リピーター獲得と新規客の獲得を必ずセットにしていかなかったからです。
開始10年の集客方法を次の10年でも変えることなく続けた結果が、「新規客を獲得できない」にもかかわらず、集客方法を見直さなかった、という部分が重要かと思います。
とは書きましたが、そんなことぐらい誰でも分かっているはずです。少なくとも10年以上もお店や会社を続けられる人なんてそうそういないはずですから。
にもかかわらず、現場ではこういうことが多々あります。
やはり、気づいてはいるものの、新しいことには取り組みたくはない、今まで自分がやってきたことを否定したくない、習慣を変えられないなど、原因となることはあるとは思います。
しかし、私はシンプルに、「ただただ面倒くさい」に尽きるのではないかと思います。そして同時に、そこまでの「動機づけ」を持てないのかもしれません。
だからこそ環境に応じて変化できる人は生き残るのだろうと思い知らされます。
「アーノルド・ベネットの賢者の習慣」
堀江貴文「最大化の超習慣」
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