令和4年からの原点回帰を改めて思う今日この頃


シャンプーひとつとっても物凄い数の種類があり、そこには各メーカーの思いもあってどれも甲乙つけがたいものばかりだと思います。どのメーカーも自社の商品が最高だと思っているはずですから。多分。今、この瞬間も新しい商品が誕生しては、美容室に投入されています。

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シャンプー、トリートメント、カラー剤、パーマ液(カーリング剤)など、美容室で取り扱う薬剤は多種多様です。もちろん、時代に合ったニーズというものがあって、その時々で売れ筋は変わってきます。

最近、美容室を回っていると、たまにですが「パーマが戻ってきている」みたいな感じのことを聞くことがあります。しかもメンズ向けという。確かに、最近の若い男性の美容に対する意識は、団塊ジュニア世代の私からは異質とも思えるものです。

美容室は25万軒以上もあり、それぞれに思惑もあって、同じ美容室という括りではあるものの方向性みたいなものは明らかに各店舗で異なります。

個人経営美容室が私の会社の顧客の中心なのですが、それでも各店舗が同じような感じでお店を運営しているわけではない。

先日も面白いなぁと感じたことがありました。

ある美容室が、とにかくパーマに力を入れていて、金髪(ブリーチバリバリ)にパーマをかけてスタイルと傷ませないをアピール(インスタによるもの)していました。そのある美容室のお友達の美容室がそのインスタを見た感想がなんとも冷めた感じというか何というか。

別にけなしているとかそんな感じではないのですが、そもそもそんなスタイル必要があるの?って感じでみていました。

なんとも伝わりにくいとは思いますが、スマホやSNSが普及する以前のような感じの流行の在り方は、これからはないのだろうと思います。誰もが共通認識を持てるような流行という意味で。

なので、それぞれに美容室がどのような方向性に向かうかをそれぞれに打ち出す必要がある。例えば、トレンドを常に追いかけるみたいな。

必ずしも流行しているからといって売れているとは限りません。定番という言葉があるように売れ続けているものは定番化しています。

パーマ液が今ではコスメ系のものとなり、使用している方からは髪の傷みがかなり低減されていると聞きます。

とはいえ、現在のパーマ比率の低さたるもの。

逆に、どれだけ傷もうとブリーチありきのヘアカラーが流行しています。ケアブリーチというワードが登場するくらいですから。

かと思えば一方では、メンテナンス系のサロンやヘアカラー専門店が繁盛していたりする。

細分化といってしまえばそれまでです。

さて、そうなってくると美容メーカーも立ち位置をちゃんと決める必要があるわけです。とくに私が働くような弱小美容メーカーならとくに。

というわけで、ヘアケア(シャンプー、トリートメント)を中心に30年以上やってきたメーカーとしては、原点回帰ではありませんが、そこに特化していくしかないのだろうと最近は、美容室を回りながらつくづく感じるところです。

但し、原点回帰とはいえ、令和4年、つまり、今を基準にしてのことであり、昔どうやったかということではありません。所詮、昔の履歴をなぞるようなやり方をしてもどうしようもありませんから。





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