習慣を見直すタイミング


新しい物事に取り組むとき、上手くいくこともあれば上手くいかないこともあります。営業(営業マン)の場合、モノ・サービスを売るという本質は確かにどの業界であってもそこは変わりませんが、とはいえ、アプローチする相手は変わるので(もちろん人という部分は変わりませんが)、業界が変わったときには、上手くいく上手くいかないは普通に起こるわけです。

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モノ・サービスを売るという本質は変わらないとは書いたものの、扱うモノ・サービスが変われば事情は少なからず変わってきます。

結局、何が言いたいのかというと、営業というものは、どの業界でも通用するのか?ということ。

稀にどこの業界でも通用したような人もいるようですが、だからといって営業マン全てに共通するわけでもないはず。

いわゆる成功本には再現性がないもの、と揶揄されるように成功している人の話しには一応は納得できるものもあるのですが、やはり私には「それはあなたの場合であって、共通するわけではないでしょ」っていう感じです。

ただ、どうすれば上手くいくかは人それぞれかもしれないけれど、「こうやれば確実に失敗する」というのは、なんとなく再現性があるものだと個人的には思っております。

そのひとつにあるのが、「過去の成功体験」といったもの。

自分の中にある成功体験を使うのは当たり前です。もう少し具体的にいうと、過去の成功体験に「引っ張られ過ぎる」ということ。

もっと簡単にいえば、やり方を変えない。

業界が変わり、過去の成功体験、つまり習慣ですね、その習慣の延長線上で営業に取り組むわけです。

運がいい場合、その習慣でも結果はついてきます。

問題なのは、今までやってきた習慣の延長線上で営業に取り組んでも中々結果がついてこない場合。ここ厄介ですよね。

自分としては「こうやれば上手くいったのに」から泥沼のように抜け出せない。ただただ時間だけが過ぎていくみたいな・・・

最終的には、その人がいつのタイミングで気づけるかってことにつきるのだろうと思います。通用しない自分というか。そして、ならば変えていこうと決めることができるか。

変えることを決めなければ、変わることなどありえません。

兎にも角にも、変えることを決めることができれば大丈夫で、逆に決めることが出来なければ何をやっても無駄でしょう。

とりあえず、決めるという前提で話しを進めると、営業で上手くいかなかった原因をゼロベースから見つめなおし、自分なりに改善点を探り、一つ一つ試行錯誤を積み重ねるしかない。

後は、変わった業界で数字を出している営業マンに素直に教えを乞うのが一番手っ取り早いでしょう。しかし、その営業マンが教えてくれればの話しですが。

まあ、教えてくれなくても真似をすることはできます。ただ、中途半端な真似だけはやめた方がいいでしょうね。教えてもらえないのだからとことん真似するしかありません。

しつこいですが、今までのやり方(習慣)から脱却しようという気概が最も大切なのは言うまでもありません。





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