読みたい本を読めばいいだけの話し
元々なのか何なのかよく分かりませんが、「やり方」にとらわれている人が多いような気がしています。物事を取り組むときに効果的な「やり方」があるという思い込みのようなものです。自分が折角費やした時間とお金が無駄にならないためにも、そして、何よりも損をしたくない、という強烈過ぎる思いが根底にはあるのではないかと思います。
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『「読書をすると思考力が向上する」のは本当? 読書のポイントは』
私たちは何かを学んでも、時間の経過とともに忘れてしまいます。「なんで忘れてしまうのか」と嘆いても仕方ありません。脳はそのような構造になっているからです。本を読む場合でも、脳の構造を理解して記憶に定着しやすい読み方を身に付けなければなりません。今回は、思考力を向上させる読書術について解説します。(後略)
以上引用。
冒頭に書いた割には、こんな記事を取り上げる私もどうかと思いますが、それはそれとして。
所詮は、需要と供給ですから、「〇〇術や〇〇スキル」(供給側)が出てくる背景には、やり方を必要とする(需要側)人間が存在するからです。
需要が先なのか、供給が先なのかはよくわかりませんが、現実には資格ビジネス(学校ビジネス)が横行(私にはそうのように見えるだけの話しです)しているわけで、それだけ需要も高いのかもしれませんね。
本を読むという行為ですが、そもそも何のために本を読むのでしょうか?本来は人それぞれのはずですが、そこにどうせ読むならばみたいな感情が働くのでしょうかね?
読みたい本、読みたいと思う本を読めばいいし、大切なのは自分から本を読んでみようと思いページをめくっていくことなのではないでしょうか。
記事にあるような読書術とくれば、もはや病(やまい)としか私には思えません。最適な読書術なんてあるわけでもないし。
「役に立つか儲かる」かでしか物事を見れない、判断できないのってなんとなく寂しくないですかね?
一見するとどうでもいいようなことに興味や関心を抱くのが人間らしさってもんかと私は思うのですが・・・
そうやって文化が生まれてきたのでしょうし、コロナ禍となって地方の文化が「役に立つか儲かるか」で語られるような側面を見るとなんともいえない感情を抱いてしまいます。
文化と商売は違うでしょうからね。
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