ただ売れればいいにならないようにするためにも


市場規模が縮小する美容室(美容業界?)ですが、それとは反比例して店舗数は増加の一途をたどっています。正直なところ、美容室専売品を取り扱う私の会社って無理筋な戦いに挑んでいるとしか思えてなりません。また、直近の話題でいうと2023年10月に導入されるインボイス制度。私の会社でも取引先美容室の多くは個人事業主なので、しかも当事者がインボイス制度についてピンときていなかったりするし、ホント、制度導入後はどんな感じになるのかすら想像すらつきません。

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会社の将来にしろ美容室、美容業界の将来にしろ、いくら憂いても仕方がないのですが、予測不能な将来とは違っており、インボイス制度にしても美容業界の市場規模縮小にしても分かっていることなので、先手を打つことは出来ます。

なのに、一手を中々打とうとしないところに、会社にも美容室にもそして、自分自身にも腹立たしさやら、苛立ちやら、何やらで、悶々とした日々を送っている私であります。

コロナ禍からのロシア、ウクライナ戦争勃発により、輸入物価上昇による値上げラッシュという、弱り目に祟り目とはまさにこのこと。


美容業界では、店販に力を入れましょう(これを煽っているのは美容メーカー、ディーラー)、そして、ネットを活用して売っていきましょう、という流れが出てきていますが、これもコロナ禍によって“必要に迫られて”やったものに過ぎません。

所詮は、その程度の動機付けでしか動いたものではないので、厳しい結果となるだろうと思います。

美容室は現在、価格の過当競争を強いられています。あくまでも価格であり、技術の「質」の勝負をしているわけではありません。

これも当然の流れで、市場規模が縮小しているので価格の競争にならざるを得ません。

ただここに関しては、何も美容業界だけが原因ではなく、大きく見ると日本経済が停滞しているわけですから、仕方がない部分は大いにあります。しかし、だからといって仕方がない、という決断を下すのは愚かな行為だと思いますし、その状況にあってでも足掻くしかないのでは、と思うのです。

とはいえ、会社存続、営業マンとしての生き残りのような理由で、ただ売れればいい、という姿勢で取り組むのはそれはちょっと違うかなぁと。

私の会社であれば、美容室から喜ばれる存在になるようにしなければならないし、自社商品を扱って頂いている取引先美容室が、消費者から喜ばれる存在になれるようフォローしなければなりません。

やはり、原点回帰ではありませんが、会社の本来の目的を見失わず、そこで働く営業マンとしてやるべきことを追求することこそが大切だと思います。





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