解雇される前に会社がなくなる!?
これだけ多い美容室にとって差別化・付加価値化は必須課題でありますが、それは美容ディーラーであっても、そして営業マンであっても同じことがいえるわけです。営業マンは一体どこで、差別化・付加価値化をしていけばいいのか。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
営業マンという意味では、美容ディーラー、美容メーカーといったものはあまり関係ない(美容ディーラーの営業マンだからとか、美容メーカーの営業マンだからということ)ように私は思っています。
営業マンの仕事は、ズバリ「売る」ことです。つまり、数字が全てです。
それは、美容室との付き合いで取引額をどこまで伸ばせるかってことを意味します。人によってはやり方は様々でしょうから、一軒当たりの取引額を伸ばす人もいれば、取引美容室を増やす人もいることでしょう。
例えば、1軒で30万円の取引を出来るようにしていくのか、3万円の取引先美容室を10軒つくるのかということ。
現実には、そのようなはっきりとした区分けなどないでしょうから、担当している美容室が30万のところもあれば3万のところがあるといったところでしょう。
大事なのは、会社のリソースを効率的に使いながら、自らの手で少額の取引から高額の取引に持ち込める。更に、新規顧客を獲得できるということ。
何も以上のことは、コロナ云々には全く関係なく以前からもずっと営業マンにはいわれてきたことです。
ただ、コロナによって一層いわれるようになっただけの話です。
誰がどのように考えても、ただ商品を美容室から受注して配達するだけの人間を雇っておくほど会社はバカではありません。しかし、一旦雇ってしまった社員の解雇は中々難しいので、そのような仕事しか出来ない社員が存在するという話なだけです。
だから、営業マンの差別化・付加価値化なんていえるのは、それを雇っている会社がちゃんと差別化・付加価値化に取り組んでいることが前提となるわけです。
営業マンでありながら自分の仕事は、「注文を受けて配達すること」という認識しか持っていない社員が会社にいるのはよくよく考えると怖い話ですが、会社はどうすることもできない。更に、社員も自分の仕事だけやっていればいい、という感覚ではどのみちその会社が潰れることを分かっていないのがもっと怖いのです。
差別化・付加価値化なんていうのは私に言わせれば寝言のようなもので、そうすることなど当たり前の話でしかありません。
現状というか現実には、会社の寿命が短くなっているわけですから、今働いている会社が早晩なくなることを前提に働くようにしなければならないわけです。
ちなみに、2021年に倒産した企業の平均寿命は23.8年だそうです。
山口周「外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント」
堀江貴文・橋下徹「生き方改革 未知なる新時代の攻略法」
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
【関連記事】
「私と会社のミスマッチを解消させるための一年にしたい」
「自分にしか出来ない物事に取り組むことこそが会社のため」
コメント