既存の情報に自分の見解を付け加えアウトプットできるか
あくまでも傾向の話ですが、美容室は3~5社の取引美容ディーラーがあります。付き合いでその数になる場合もあれば、欲しい商品のために結果的にその数になる場合もあります。もちろん、1社としか付き合わない美容室も沢山あることでしょう。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
美容ディーラーと付き合うということは、つまり、営業マンと付き合うことになります。
スマホやネットが普及する以前は、美容室にとって営業で回ってくる営業マンが情報源でした(今でも多少名残を感じますが)。
ところが、情報は誰でも簡単にスマホから収集できるようになりました。しかも、スマホから美容材料を自分の好きな時間とタイミングで注文することが可能となっています。
ということで、美容室を定期訪問する営業マンもこれからはどんどん少なくなっていくでしょうし、その営業マン自体も少なくなっていくことでしょう。
実際に大手の美容ディーラーでは、そこまで頻繁に美容室に足を運んでいないようです(というか営業マンも訪問美容室を選んでいるようですが)。
コロナによって証明されましたが、営業マンが回らずとも美容室はとくに困る事などありません(コロナ以前からそうだったでしょうけれど)。
新商品の情報は、今ではインスタやYouTubeから収集しており、しかも発信者が美容ディーラーではなく、実際にその商品を使用している美容室なわけです。
そこには営業マンの存在理由などもはやないのでは?と思ってしまいますが、ただ、商品は実際に手にとって使ってみなければホントのところは分かりません。
インスタなどでは大層いいような感じに発信されていますが、それを鵜呑みにしている人(美容師)など殆どいないはずです。
情報収集はできるもののホントのところの使用感は直接使用している本人に聞いてみたいところですが、それも中々難しい。
ということで、そこにこそ営業マンの存在価値のようなものがあるのではないでしょうかね?ネットに載っていない情報をいかに吸い上げるかということになります。
とはいえ、ネットに載っていない情報というのも私からすると微妙な話で、要は、あらゆる情報をかき集めてその中から自分の頭で考えて、自分なりの価値を見出して美容室に情報を提供することが求められていると思います。
既存の情報に自分の見解を付け加えアウトプットできるか、ということです。そして、そのためには日頃からの情報収集とその情報を理解できるための基礎的な知識・教養を身に付けていくことだと思います。
佐々木俊尚「キュレーションの時代」
三戸政和「営業はいらない」
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
【関連記事】
「これからの美容室のフォローの仕方」
「美容室の情報源はスマホなのか営業マンなのか」
「美容ディーラー営業マンの今後」
コメント