質問の受け止め方は千差万別だと改めて感じた話
私の主観の話なのですが、多くの人は自分の美的センスというかオシャレのセンスというものを信用していないはずです。多分ですが。なので、あまりにもオシャレすぎる店舗への入店は躊躇するはずです。美容室はその最たるものだと思います。
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私も仕事柄、様々な美容室を訪れます。一見すると美容室なのかカフェなのかすら分からない店舗もあれば、昔ながらの“美容院”もあるわけです。
今では、どのような美容室でも実際に入ってしまえばどこもあまり変わらないと思えるようになりましたが、やはり営業の仕事を始めた頃は、オシャレなお店に入るのは何となく躊躇しました。
なんていうのでしょうか、こんな自分は場違いかなとか、自分の身なり(ヘアスタイルも含めて)とかを鼻で笑われるような気がしていました。
今となってしまえば、完全に私の思い込みなのですが、ただ一方的な思い込みや決めつけを意外としているのが人ってもんだと思います。
なので、以下のような記事は、その典型のような気がしてなりませんでした。
『美容師「普段ワックスつけますか?」→この質問の意味って? その真意にSNSが驚き「今度からハッキリ言うわ」』
誰しもが美容室で一度は聞かれたことがあるであろう、「普段ワックス使いますか?」の質問。雑談かな? と思っている方も多いかもしれないこの会話に、実は重要な意味があった…とSNSがざわついています。
「『いつもオシャレしてます?』に聴こえる事でお馴染みの『普段ワックス使いますか?』の質問…」とツイートしたのは、すあまさん(@suama13)。勇気を出して「解答に応じてカット変わるんですか?」と逆質問したところ、「ワックス使わない場合は頭頂部を重くして自重で髪が纏まるように切ります」と、意外な答えが返ってきたそうです。投稿者のすあまさんにお話を聞きました。(後略)
以上引用。
『いつもオシャレしてます?』に聴こえる事でお馴染みの『普段ワックス使いますか?』の質問
そんな風に受けとめているとは・・・もちろん人によりけりですが。流石に、これには驚きました。
美容師の接客にお客さんとしては何ともいえない見えない壁を感じているというか、勝手に作ってしまっているようにも思います。
なので、美容師側から「何でも質問してください」といくらいっても馬鹿にされるんじゃないか?的な感じで多くは質問を避けて、黙って「はい、はい、はい」と聞いているだけなんでしょう。
とはいえ、ここに関しては美容師にしてもかわいそうな面が多々あるようにも思います。美容師に限らず人との会話、やり取りではこんなことなど日常茶飯事でしょうから。
美容室の失客について考えるときによく言われるのが、「文句をいう人ほど失客しない」というものがあります。逆に、愛想よくしている人ほど簡単に失客したりするものです。
今回の記事では、そんなところが垣間見えるようでした。
接客は言葉のやり取りですが、それ以上に相手の表情や雰囲気、何よりも感情を汲み取れるかにかかっているのだろうと思います。こういうところは営業も全く同じことがいえるわけですが。
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