コミュニケーションの価値の今後


「ライフ・シフト」の中で『テクノロジー、雇用、労働市場、人口構成といった要素は、互いに複雑に絡み合っている。そのため自動化と雇用消失を直線的に結びつけることはできない。』と書かれていて妙に納得したのを覚えています。

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また、新たに創出される雇用は、デジタル関連やテクノロジー関連のものばかりではないとして、『人が年齢を重ねることを助ける必要性が高まれば、フィットネスコーチやヨガインストラクターなどの需要が増加する。生涯学習を生活の核に据える人が増えれば、キャリアカウンセラーやライフコーチの仕事も増えるだろう』としています。

今後、社会における自動化・機械化・AI化が進む一方で、「人間のコミュニケーションが価値」そのものであるような仕事の需要は高まるということなのかもしれません。


お客の不満、女将は瞬時に見抜いた…表情見て0・1秒後に脳波が反応

旅館の女将は客の不満を素早く察知していると考えられることが、自然科学研究機構・生理学研究所(愛知県岡崎市)の柿木隆介名誉教授(神経生理学)らの研究で明らかになった。怒った表情などを見た際に、一般女性よりも脳波が大きくなる傾向が確認されたといい、研究成果は14日付の英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。
研究に際しては、蒲郡温泉(同県蒲郡市)の旅館の女将ら21人と、接客に関わりのない一般女性19人らを対象に、怒った顔や無表情、笑顔の画像を見てもらった上で、脳波を測定する実験を行った。すると、女将たちが怒った顔や無表情を見た時には、0・1秒後に現れる「P100」と呼ばれる脳波が、一般女性よりも大きくなったのが確認された。一方で、0・17秒後に現れる「N170」の脳波には両者に差は見られなかったという。(後略)


以上引用。


なんだろうなぁと思った記事ですが、記事最後に経験や訓練で向上するのだとすれば、どのような訓練が必要かを解明できれば、コミュニケーション教育などに役立つのではないか」と話している。とあり、なんだそういうことかと納得しました。

最近では、企業においては、コミュニケーション能力を重視した採用をするといいます。

自動化・機械化・AI化が進めば進むほどにコミュニケーションの価値は高まるわけだし、その能力の価値もまた高まる。

それは以前からも言われているように営業マンもまた然りであり、コミュニケーション能力を問われる、というよりもその能力を身に付けている、身に付けようとしているものだけが営業マンと呼ばれるようになるのかもしれませんね。





「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」




「ライフ・シフト2 100年時代の行動戦略」





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