美容室への支出は減らす方向に向かっている!?
美容室のある形態のひとつとして「メンテナンスサロン」というものがあります。これってホント都合のいい言い方だなぁと感心すらしてしまいます。何となくカタカタにしてしまうと妙にオシャレな感じがしてしまうのですが、要は「身だし美容室」をカタカナにしただけなんですよね!?
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だからこそネーミングセンスが問われるわけですが、それはさておき、美容室の位置づけは、もはや「身だしなみ」程度ではないかと個人的には思っています。
美容の空間として成り立っているところもあるとは思いますが、それは極々一部の存在に過ぎませし、ましてやそれが全国に拡大するとも考えられません。
若者に見られる、バリエーションに富んだヘアカラーの色味など年齢と職業の兼ね合いがあり、やれる人など限定的です。
美容室の多くの利用者は、カット中心であり事実としてそうなっています。しかも、低料金化。
美容に対する支出が美容室への支出とはなっていないわけですが、美容と健康に対する需要は高まるばかりであり、髪の毛やヘアスタイルの需要は相対的に落ちているのが、美容室の店舗増加と反比例して市場規模が縮小していること自体がそれを物語っているのではないでしょうか!?
『中高年もメンズ美容!男性専用美容クリニックの来院者数増加』
メンズ美容への関心は、若者だけではなく、中高年も高まっているようだ。
男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」で、40代以上の男性患者が増加している。2021年度の年間来院者数は、2019年度の1.6倍。また、創業の2014年からは約44倍と、右肩上がりで中高年の来院者が増えている。
ゴリラクリニックは2014年創業の男性専門の総合美容クリニック(医療機関)。「男性美容という文化を創る」を使命に掲げ、全国に20店舗を展開している。医療用レーザーを使用した「永久脱毛」を始め、スキンケア治療やニキビ(跡)治療、薄毛・AGA治療、医療痩身やスメルケアなどの治療を行っている。
1カ月の来院者総数は5万7千人超。1日の平均来院者数は約2000名と、多くの男性患者が利用する。(後略)
以上引用。
つまりは、上記にあるように美容に対して美容室が競争するのは美容室ではなくあらゆる美容を提供するサービスなわけです。
美容室が存在しなくなることはないとは思います。ただ、美容室にかけるお金は少なくなっていくのではないでしょうか。
髪の悩みよりも肌の悩みがどうしても勝るわけですから、必然的にそちらにお金をかけるでしょうし、所得も上がらず可処分所得が確実に減らされている状況ではなおの事。
かといって美容クリニックが上手くいくとも限りませんし、美容室でも繁盛しているところも山ほどあるでしょう。
鈴木祐「不老長寿メソッド」
デビッド・A・シンクレア「LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界」
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