老化と健康と美容~予防意識


最近ようやく細胞老化と老化細胞の区別がつくようになった私です。老化細胞が、様々なかたちで人の見た目や臓器を老化させているらしく、皮膚のシワもそのひとつだとか。ただ、老化細胞と関係の低い(ちゃんと証明できていない)であろう老化現象もあるらしく、その代表的なものが薄毛と白髪になるそうです。

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美容業界では、薄毛であれば育毛剤、発毛剤、白髪であれば白髪染めからサプリまで様々な商品が存在しております。

どれもこれも決定的なものなど存在はしないのですが、その背景は至ってシンプルで、薄毛にしても白髪にしてもそのメカニズムが隅々まではっきりとは証明されていないということです。

簡単にいえば、原因がはっきりしないわけです。だから、必ず毛が生えるとか白髪が必ずなくなる、というのは明らかにウソになります。

とはいえ、現状ではっきりと分かっている頭皮や毛髪トラブル(悩み)はあるのでその対応はできます。

ここが意外と厄介だなぁと個人的には思っておりまして、各メーカーの広告表現たるや、さも治る的なものが溢れております。だからこその薬機法なんでしょうけれど・・・

そんなこんなで薄毛、白髪のメカニズム解明は、美容メーカーの必須課題といったところでしょうか?とくに大手ともなれば。


薬物生理動態共同研究部門 ミルボンと大阪公立大が開設

ミルボンと大阪公立大学は2022年7月1日、同大学大学院医学研究科に共同研究部門(部門名:薬物生理動態共同研究部門)を開設した。同日、ミルボンが発表した。

高齢化・長寿化が進む現代社会において、生活者が生涯健康な状態で生活できることが非常に重要であり、さらにQOL向上のためには外見の印象も大切とされる。ヒトは加齢に伴い細胞が老化し、毛髪や頭皮の状態が変化する。これらの変化が顕著に進むと外見の印象にも大きく影響を与える。一方で、変化が顕著となる前に効果的な対策を講じることができれば、美しく健康的に歳を重ねることが期待できることから、同部門を開設した。

同部門では、肌や頭皮、毛髪の変化に対して、皮膚病態学および分子生物学の手法を用いた基盤研究をもとに、老化メカニズムや薬剤の応答性の研究を行う。また、同大学大学院医学研究科皮膚病態学講座(鶴田大輔教授)などの臨床講座と連携して、新しい皮膚炎症制御法や育毛・発毛法の有効性を検証するための臨床研究を行う。


以上引用。


ミルボン、大阪公立大学と共同研究部門『薬物生理動態共同研究部門』を開設~毛髪・頭皮・皮膚の基礎基盤研究強化を目指す~


以下は、記事とは関係のない話になってしまうのですが・・・

日本は、誰もが知るところの少子高齢化社会です。年々、国全体で高齢化に向かっているわけです。ならば必然的に老化が進行するというものであり何かしらの病気になる確率も高まります。

これからつきまとう老化と健康、そして美容。それをいつの時点で意識し生活に取り入れていくのは人それぞれです。

人生100年時代なんていわれており、どうやら多くの人が高い確率で長生きするらしく、長生きが無条件でいいことだとは思いませんが、ただ、どんな状態で生きるかによっては天国にも地獄にもなり得るわけでございまして。

健康で長生きするには予防意識が必要なのは言うに及ばずでありますが、とはいえ実際には痛い目に会わないとその意識が芽生えないのもまた然り。

ということで、老化、健康、美容に関する最新の情報を常にチェックし自分でその内容を判断できるようになることが一番の予防のような気がしております。





デビッド・A・シンクレア「LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界」




鈴木祐「不老長寿メソッド」





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