兎にも角にもアップデート


最近、仕事で自分だけが「飽きている」状態をなんとか突破する、ことばかり考えています。美容室専売品を取り扱う私の会社ですが、全国 (長崎だけでも) にある美容室に少しでも広く自社商品を知ってもらいたいわけです。ただ、だからといって新商品を投入することだけが知ってもらうことなのでしょうか?もちろんそうではありませんよね!?

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新商品がないので会社として宣伝すら出来ない状況にあるのでしょうか?当然ながら、そんなことはありません。

現行商品(30年程続いている)に関しても、まだまだ全国には知らない美容室はありますし、ましてやこれからも誕生するであろう美容室にとっては新商品なわけです。

新商品だとは思わないのが、私であり会社でもある。当たり前ですが・・・

正直なところ私にしても現商品は、何もかもが当たり前になりすぎており、結局のところ何がいいんだっけ?、みたいな感じになっています。

だけど、ホント有難いことですが現場で常に使用している顧客の方々は、兎にも角にも商品に対する価値観が衰えることがありません。例えば、来店したお客さんに商品を使ってみて髪の状態が見違えるほど良くなった、みたいな話が絶えることがありません。

商売は、モノを売って利益を出すことです。モノを売るためには、営業をしなければなりません。そして、商品がいくら良いからといって勝手に人が集まってモノが売れていくことはありません。

現在、現場(美容室)で商品を使って頂いている方々は、すべて私たち営業マン一人一人が、地道に営業した結果です。向こう(美容室)から、勝手に欲しいから売ってくれないか、なんてことはただの一軒もありません。

現状では、コロナやら物価上昇による自社商品の値上げなどによって会社の状況は、お世辞にも安心・安全?が担保できるような状態ではありません。

会社の意向としては、新商品を市場に投入しないと抜本的な売り上げの改善には繋がらないとしているようです。

確かにそうだと思います。しかも、人口構造の変化、価値観の多様化といったものにともない従来の会社の勝ちパターン(ビジネスモデル)が崩れております。

ただ、そこに関しては私がどうこういうようなことでもなく、もちろん助言を求められればいくらでも言いますが、現場で出来ることは、新規客獲得と既存客の取引額を増やすことのみです。

頭では理解しておりますが、冒頭に書いたように私自身が商品に「飽き」がきているわけです。

この「飽き」を突破するために、今までのやってきたことを一旦整理(破壊)して再構築、そして、時代にそぐわなくなった部分を省き、新たに追加することなどを日々考え、美容室にアプローチしております。

上記は、宣伝というか営業の部分の話ですね。一言でいうと、商品を売り込むために何もかもアップデートするということです。

それで何とかなるような気は一切しておりませんが、やらないよりはやるほうがマシぐらいの気持ちでやっています。





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