価値で選んでいるようで結局は価格で選んでいる!?
コロナ以前から美容室における利用者の「来店サイクルの長期化」は、解決すべき課題となっておりましたが、私たちがコロナを経験したことにより若干ではありますが更に来店サイクルは長期化しているようです。そして、自粛要請が威力をもっていた時期には、一時的ではありますが自宅で毛染めする人も増えたことでしょう。
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それが、一時的なものなのか継続しているかはその人次第だとは思いますが、ヘアカラー、とくに白髪染めに至ってはホームカラーとの併用や美容室利用をできるだけ我慢するような感じになっているように思います。
そして、美容室にとって忘れてはならない存在が「ヘアカラー専門店」であります。ということで、
『新fufu誕生。fufuブランドのサービス価値を強化し、より一層選ばれるブランドへ。新ロゴ&店舗デザインで装い新たに自由が丘店より新店舗を続々OPEN! 』
当社は、ヘアカラー専門店fufu1号店を2014年10月に東京:中野にオープンし現在までに全国約100店舗(全店直営店)を展開。累計約200万人以上のお客様にご利用頂いております。
これまではヘアカラー専門店という業態自体が新しい業態であり、一般の美容室と比べてヘアカラーの価格がリーズナブルであることを最大の利点とし、「ヘアカラー専門店」という業態の普及に貢献すべく当社も展開してまいりました。
そのなかでもfufuは、価格のみならず予約なしでも来店可能でシャンプー完了まで60分という手軽さはもちろん、「キレイな髪で、毎日をにこやかに。」というコンセプトのもと「プロによるクオリティの高い施術」「発色が良くダメージの少ない高品質なカラー剤」「ヘアケアに特化したオリジナル高品質シャンプー・トリートメント」など、リーズナブルな価格を実現しながらも妥協のないサービスを提供し続けてまいりました。
一方、昨今はヘアカラー専門店という業態の普及により、白髪が気になっていても価格の問題や所要時間から、本来の望む頻度でヘアカラーができずにいたお客様や、ご自宅でセルフカラーをされるお客様が、プロのヘアカラーを手軽に受けられる環境が全国に整いつつあります。
そのような状況の中、当社といたしましてはさらなるお客様の満足度、またの向上次なる100店舗の展開を見据え、fufuでの体験価値の最大化を図るべくサービスを一新して参ります。その取り組みの第一弾として、この度、店舗デザインをリニューアルすることといたしました。(後略)
以上引用。
長々と書かれてありますが、つまりは、店舗デザインのリニューアルの告知ってことですね。
低料金のお店でつきまとう「安かろう悪かろう」というもの。全てのヘアカラー専門店を熟知しているわけではありませんが、やはり店舗づくりはどこかチープさを感じてしまいます。
美容室のアピールポイントとしてあるのは、店づくりだと思います。アットホームな空間も悪くはないと思いますが、あくまでも美容を売る空間として成立しなければ意味がないのではないでしょうかね!?もちろんカネをかければいいってもんじゃありませんが、ケチった感は妙に感じてしまうものです。
提供されている技術とその料金と空間(お店)、そして、最終的には人(美容師)で利用者は価値を判断するのではないでしょうか。
なので、従来のヘアカラー専門店であれば妥当かなと思う料金だったと思います。
あの技術料金で成立させるには、ありとあらゆるモノからサービス(人件費も含めて)までを極限まで削るしかないでしょうからね。
ただ、あのチープな空間になんのトラワレもなければ、というか他人に対する見栄でしょうか、そんなものがない人にとっては、ヘアカラー専門店を利用するのだろうと思います。もちろん使えるおカネの余裕もありますが・・・
ところが、記事にある店舗はチープさがありません。高級感とはいかないまでもオシャレ感がある。
一体どのようにしているのでしょうかね?資金集めが上手くいったのでしょうか?
それにしても改めて思うのが、美容の技術料金は全国一律なんですよね。これって不思議な気もします。都道府県によっては、所得から最低賃金から人口構造から何から何まで違うのに美容室で提供される技術料金は対して違わない。
それがチェーン店の強みなんでしょうけれど、東京であの技術料金ってどうなんでしょうかね?
よくいわれるところの日本が相対的に貧乏になっているってことなんでしょうか?
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