仕事の向き不向きを考えてみる
仕事のためにビジネス書をよく読むようにしていました。しかし、ある時期から、そこまで読むことがなくなりました。その代わり、私が取り扱う商品に関するような、化学、生物学などといった科学全般に関わるような本を読むようになり、むしろそちらを読んでからの方が仕事では絡むようになったように思います。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
『「営業職に向いていないのかも」と思ったら』
悩み多きビジネスパーソン。それぞれの悩みに効くビジネス書を、「書評執筆本数日本一」に認定された、作家・書評家の印南敦史さんに選書していただきます。今回は、成績が振るわないという営業職の方へのビジネス書です。
■今回のお悩み
「新卒から営業職ですがずっと成績が振るわず……向いていないのかもしれません」(35歳男性/営業関連)
営業に向いていないのは僕も同じで、だからこそ文章を書く仕事をしているともいえるわけです。したがって、「営業の真髄とはこういうもんだぜ!」などと偉そうに語れるはずもありません。
が、今回のご相談に関しては、ひとつだけピンときた部分があったんですよね。
新卒から35歳の現在まで、ずっと営業を続けていらっしゃるという事実がそれ。成績が振るわないのかもしれませんが、それでも続けられているのであれば、少なくとも「向いていない」とはいい切れないように思うのです。
ですから、「多少なりとも向いている部分があるからこそ、続けてこられた」と考えるほうが建設的なのではないでしょうか? 少なくとも、せっかく10数年続けてこられたのですから、いまここで諦めてしまったのではあまりにもったいない。だからこそ、「少しでも状況を改善させるためには、ここからどう進んでいけばいいのか」を考えていくべきだと思うのです。(後略)
以上引用。
以前の上司から、営業に関する本から自己啓発書みたいなものまで散々紹介されたことをふと思い出しました。しかも後日、実際に読んだかどうかを聞かれたりもしていました(読んでいないと怒られるという)。今となっては懐かしい思い出のひとつでしかありませんが・・・
さて、今回の記事は、質問者の質問に対してそれに合うようなビジネス書を紹介するものです。
私も営業に関する本(記事で紹介されたものも)は割と読んでいましたし、まあ、それはそれで本を読むことで解決する部分はあるとは思います。
でも間違いなくこの質問者にとっては全く響かない答えばかりなんじゃないでしょうかね!?多分ですが。
営業で成績が上げられる云々は最初から決まっているように思います。見もふたもない話しですが、出来る人間は最初から違います。
なんというのでしょうか、努力が報われる的な話が横行していて、しかも、努力が報われるのではないかもしれないが、結果を出した人間は努力をしているのは事実だ、みたいなものも含めて、正直なところ、やれやれ、といったところです。
残念ながら質問者の方が、トップセールスになることはないだろうと思います。スポーツと同じように語りたくありませんが、いくら練習しても上手くならないみたいな感じです。というか練習を死ぬほどできますかっ?て話です。
そもそもが向いている云々といっている時点でもっと自分には能力があるという思い込みが強いのでしょうね。継続すれば営業成績が上がるとでも考えていたのでしょうかね!?
あまり何でもかんでも向き不向きがあると考えること自体をやめにした方がラクになれると私は思っております。
マイケル・サンデル「実力も運のうち 能力主義は正義か?」
岡本裕一朗「いま世界の哲学者が考えていること」
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
コメント