国の違いは同じ美容室でも何が違う?
日本で美容師になるには、定められたカリキュラムを修了し筆記試験と実技試験をクリアして、国家資格である美容師免許を必ず取得しなければなりません。では、美容師免許は世界共通の資格なのでしょうか?当然ながら、それぞれの国で免許の基準は異なります。但し、美容師として働くために免許が必要な国ばかりではないようです。
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免許が必要な国は、日本、アメリカ(州によって免許の基準が異なる)、フランス、ドイツ、韓国など。イギリス、イタリア、オーストラリアなどは免許がなくても美容師として働くことができるようです。
『日本とこんなに違う、フランスの美容院』
フランスの美容院に行く時は決まってドキドキします。微妙なニュアンスが伝わるかどうか、カラーがうまく入るかどうか…行き慣れた日本の美容院とは勝手も違うため、渡仏4年経った今でもドキドキが止まりません。
私はこれまで、白人系フランス人の美容院、ベトナム系フランス人の美容院など、相性が合うサロンをいろいろ探し、訪れました。
そこで気づいたのは、「美容院も日本と少し様子が違う」ということです。技術もそうですが、美容院で使われるアイテム等が日本とだいぶ異なるのです。
(中略)問題は、その値段です…パリは美容院代も高い。
例えばカット&カラーのロング料金だと140€〜200€ほど(約19,600円〜28,000円)します。カットのみであれば60€(約8,400円)前後でしょうか。サロンや施術内容によってまちまちではありますが、やはりパリは特別に高いですね。しかし郊外に行けば行くほど値段は下がります。パリから車で一時間の美容院ではカット&カラー料金が80€(約11,200円)でした。
以上引用。
日本とフランスでは美容室を取り巻く状況が何から何まで違うでしょうから、技術料金だけを比較することにあまり意味がないとう前提で以下に感想を。
日本の美容師からすればフランスの技術料金は羨ましい限りでしょうね!?もちろん、日本でも「その程度の料金ならうちももらっているよっ」なんてところもあるでしょうけれど、残念ながら極々、更に極々少数でしょう。
敢えて負け惜しみを言わせてもらうと、日本とフランスの国の成長度合いというかGDPの関係上、これだけの技術料金に差が出るのだろうと思うのですが、どうでしょう?
日本は長引くデフレ。先進国?でも稀に見る低成長を実現している国。そりゃ、差が出るでしょう。
なので、美容師の技術が劣っているからという理由ではないと思います。というか、そう信じたいのですが・・・
中室牧子・津川友介
「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法
阿部誠「サクッとわかるビジネス教養 行動経済学」
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