営業は対面かオンラインか?


一部の大手美容ディーラーでは、コロナを切っ掛けに無駄な?訪問を極力避けているようです。電話受注からの商品配達、新商品の案内、集金といった、かつては美容ディーラー営業マンの代表的な業務内容もネット注文からの送り、SNS、LINE、メールでのやり取り、振込が定着しているようです。

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オンラインによる恩恵を感じている営業マンもいればそうでない人もいる、といったところが現実だと思いますが、いずれにしても冒頭に書いたかつての業務内容によって顧客との人間関係を築いていった面は否定し難い事実なのではないでしょうか。

どうなんでしょうか、今では担当変更の挨拶ぐらいで美容室に訪問して、あとはオンラインでのやりとりで済ませるのでしょうか!?

そのような状況下でありながら、営業の本質とされる『顧客ニーズの把握や提案力』を求められるのはちょっとばかり荷が重いような気もします。もちろん私だけかもしれませんが・・・

人間はそんなに単純ではないので、どれだけ気の合う人間だとしても会いたいときには会いたいし、気分によっては会いたくない日もある。所詮は仕事上の付き合いかもしれませんが、相手のその日その日のテンションというのは微妙に違うので、それを訪問による付き合いをせず、オンラインだけのやり取りとかになるとそれはかなりのハードモードかなと。

とはいえ、オンラインを活用する営業はメリットがデメリットを上回っている感は否めません。

つまりは、技術も道具のようなものなので要はどのように使うかといったところが営業マンには求められているのだと思っております。

以下は、そんなところが垣間見られた調査内容でした。


「営業は対面で」が8割、オンライン商談からの切り替え望む レブコム、新型コロナ禍での営業担当者を調査

新型コロナウイルス禍での3年目の夏となり、ビジネスの世界でも対面が常識だった営業をオンラインで行うケースが定着している。オンライン関連のソフトウエア開発を手がけるRevComm(レブコム、東京都渋谷区)は、オンライン商談をしている営業担当者に2022年夏のオンライン・対面営業に関する意識調査を実施。約8割が「対面での営業を増やしたい」と回答したとする分析結果を公表した。

調査は7月7日〜8日、インターネットで行い、コロナ禍で対面営業からオンライン商談に変更した329人(対面との併用含む)の結果を分析した。(後略)


以上引用。


ただ、気を付けたいのはオンラインの本質とでもいうのでしょうか、そこを見誤らないようにしたいと思っております。

というのが、オンラインの良さって確かに双方が場所にとらわれることなく仕事ができるわけですが、一方では、場所が限定されないというだけでリアルタイムで対応しなければならない。つまり、同期コミュニケーションということ。

オンラインがその力を発揮するのは、リアルタイムで対応する必要がない非同期コミュニケーションだと思うので、そこをいかに上手く活用するかだと思います。

非同期コミュニケーションを活用した先にオンライン商談があるような気がするのですがね。オンライン商談ばかりを重ねていては、直接訪問と何ら違いがありませんから。

とはいうものの私自身はどうかといえば、未だに直接訪問による営業が圧倒的に多いといったところです。





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