顕在化しているニーズはおさえているか?
一般的に、(美容室における)カウンセリングは相手とコミュニケーションをとる、相手の要望を聞くため、とされています。そして、カウンセリングにより相手の(潜在)ニーズを引き出すことが最も重要であることは言うまでもありません。つまり、潜在ニーズをいかに顕在化させるかということです。
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とはいえ、既に顕在化しているニーズを満たしていなければ意味がありません。例えば、お店の雰囲気、(技術の)時短化、メニューの在り方、接客等々。これらは何も、相手とのカウンセリングを必要とはしません。出来ていて当然といえば当然の内容ばかりです。もちろん、利用するお客さんからしてみればの話です。
ということで以下をどうぞ。
『「ネット予約」「キャッシュレス決済」が利用意向の双璧』
美容サロンでもDX化は進んでいるが、客が利用してみたい・今後も利用したいサービスは、男女とも1位「ネット予約」、2位「キャッシュレス決済」だった。
ネット予約、キャッシュレス決済は、以前から増加傾向にあったが、コロナ禍で利用者、利用希望者が一段と増えたようだ。
「ホットペッパービューティーアカデミー」(リクルート)は、20~49歳の男女4,200人に美容系サロンのDXに関する利用意識・実態調査を実施、その結果を2022年7月26日発表した。
また、「オンラインやデジタルツールを使ったサービス」に対する意識調査(単一回答、男女各n=2,100))では、「オンラインやデジタルツールを使ったサービス」に対しては、「時間や手続きが効率化されてうれしい」が男女とも8割を超えた。次いで、「もっとこのようなサービスは増えるべき」が男女とも7割を超えるなど、DX化への期待は極めて高いのもわかった。
理美容業界でもDX化に積極的に取り組んでいるサロンは少なくないが、「DX化が進んでいると思う業種」調査では、10業種中、7位と残念ながら利用者からの評価は低かった。利用者・サロン双方にメリットの大きいDX、しかもDXは消費者から店選びの重要な要素となっているだけに、いっそうのDX化が求められる。(後略)
以上引用。
ご覧の通り、上記がまさしく現代における顕在ニーズというものでしょう。これは何も美容室に限らず、店舗ビジネスを展開しているところでも然り。
お店側が頑なに、「うちのお店ではそんな客さんはいないから」という姿勢が多いのもまた事実。これでは、お客さんの要望をいかに満たすか、といった商売の基本中の基本に取り組んいないに等しいわけです。
お客さんからの要望は何も技術だけではありません。時代とともにその要望、つまりニーズが変化しているわけで、しかも変化に気づいていないところもある。
結局は、繁盛店というのは、お客さんの様々なニーズに満たそうとする、そのような姿勢があるところなのではないでしょうか!?
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