行動→知識


月の3分の2以上は、美容室で勉強会をやってたりするんですが、
技術の勉強会もたまにやるんですね。となると、技術ですから、
美容師さんは、水を得た魚のようになります。


もう、俄然やる気になります。ほんと、技術って大好きなんだなぁ
~って感心します。

ホリエモンと西野亮廣さんの共著「バカとつき合うな」の中で取り
上げられているんですが、以下引用させて頂きますね。

欲望する力を失っているバカ
・学校教育の座学中心主義にあなたは去勢されていないか?
・座学というスタイルには「行動するな」というメッセージが
含まれている
・「知識→行動」にあらず
 「行動→知識」だ、目を覚ませ
・いまのあなたにどんあ知識が必要かは行動したあとに見えてくる


とあります。どうれもこれも、ごもっともです。特に“「知識→行
動」にあらず”はよくわかります。

私が紹介する商品を美容室で取り扱って頂き、店内でいかに営業に
活かせるかを、日々勉強会でやっているわけですが、その時に最も
声を大にして言いたいのが、この部分なのです。

つまりは“分ってからヤルのではなくて、ヤッテみて分る”という
ことです。

殆どの方が「分ってからやりますね~」って言います。まあ、これ
は、作用反作用の法則ではありませんが、私が言わせているだけだ
と、以前の上司からよく怒られてもんです。そう相手が言ってるの
ではなくて、私が言わせているだけだとね。

「お前が何も分かってないから、相手を分らせきれない」ってね。
当時の私には???でしたが、今になるとハッキリと分かりますね。

ほんと、ある程度でいいから理解して、後は頭と体を使ってやって
みるしか方法はありません。

ところが、大人になると、みんなお利口さんになるので、理解して
からになるんです。理解できると思ってるところが凄いんですけど
ね。簡単に分かるはずないだろっ!て思うのですがね。

ところが、美容師さんは技術屋ですから、技術に関する事は、行動
が主体になります。知識をなかなか入れようとしません。進んで、
理論的な事を教わっていこうとはしません。やはり、手を動かすこ
とが中心となりますね。

だから、技術は勝手にやってくれます。で、技術の裏付けとなる理
論の勉強は、あまり取り組んでくれませんね。もちろん全員が全員
ではありませんが、そのような傾向は強いと感じております。

行動はしてくれるのですが、その後の知識が置き去りになってしま
ってたりします。非常に勿体ないですね。

何故、勿体ないかというと、自分の技術を言葉で表現出来て、相手
に伝わるようにするには、理論が絶対に必要だからです。更に言え
ば、セールストークともなっていくからです。理論さえちゃんと押
さえていれば、縦横無尽にセールストークを展開できますからね。

私のやっている勉強会の狙いの一つがここにあります!

技術を先行して教えていって、実際に経験してもらって、「それは、
このような理論から出来上がっているんです」という流れで、勉強
会を進めています。

ホリエモンと西野亮廣さんの「バカとつき合うな」

バカとつき合うな



今月お勧めの一冊。西野亮廣さんの「新世界」です。

新世界 (単行本)



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