会社で”ただ働くだけ”にならないためにも


どんな物事であっても取り組むことに「年齢は関係ない」とする考え方を否定するつもりはありませんが、現実問題として年齢の問題は確実に存在するはずです。自分自身の年齢を意識しない人なんていないのでしょうから。年齢に対する差別に関して私が非常に驚いたというか現実を知ったというか、そんなものが「ライフ・シフト」の1か2のどちらかに書かれてありました。

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『この10年間、シリコンバレーの有力企業では、人種差別や性差別を理由に起こされた訴訟よりも年齢差別を理由に起こされた訴訟の件数のほうが多い』

まあこれってアメリカの話なんで日本でもそのままってことはないのでしょうけれど、参考にはなるかと。ただ、具体的にどのような年齢差別だったかは忘れてしまいましたが・・・

さて、私が今の会社(美容メーカー)で働くようになり、いつ頃だったかは忘れましたが、顧客の年齢を意識するようになりました。顧客というのは、つまり、美容室のオーナーですね。

で、現在、私の会社の社長が70代前半。そして、引き継ぐであろう2代目が30代後半。

この年齢差があって商売(会社について)で同じことを考えていると思いますか?

「会社を良くしたい」という思いは同じでしょうけれど、良くするための具体的なアプローチはまるで違うはずです。

もちろん、70代を貶すわけでもないし、人生も商売において経験豊富であることは間違いないわけですが、とはいえ、「今とこれから」をどれだけ意識できるかはかなり疑問に思うところです。

スマホぐらいは知っているでしょうけれど、メタバース、NFT、Web3といって、ピンときますかねって話です。

それらを使うとか使わないという話ではなくて、知っているかってことです。ちなみに、「時代の流れを読むことが大事」だとか、「使わなくても知っておくことは大事」だといったことを教えてくれた、現社長がそれらを知らないわけなので、結局は、それって年齢ってことなんですよね。

会社の顧客は確かに高齢化していて年々少しずつその数も減少もしているわけですが、現社長は何ていうのでしょうか、もう逃げ切れるわけですよ。

ところが、2代目となれば、先細りが分かるので何とかしなければならないわけです。つまり、集客ですね。

集客というのは、新規客を獲得しつつ、しかもリピーターともなるということ。しかしながら、私の会社の現状は、リピーターはいるものの新規客が獲得できない状況がここ数年ずっと続いている。

そんな状況など百も承知である現社長ではあるものの下手に方向性を変えることで失敗するよりも現顧客で乗り切ろうってところが私には透けて見えて・・・

私も団塊ジュニア世代なので、まだまだしばらくは仕事を辞めるわけにもいかない。

とはいえ、会社の現状を見たときに現社長のように逃げ切れるような感じは全くありません。

で、結局は、年齢ってところに帰結するわけなんです(ちょっと強引だけど)。

ということで、与えられた仕事をこなすだけで大変な方も多いかもしれませんが、同時に会社の現状や今後を知っておくことは必須だということです。

ちなみに、会社の寿命が人の寿命よりも遥かに短いという統計から考えると自然と上記のような考えが出来るはずですが、その統計をどのように入手するかってことがそれ以上に必須なのかもしれませんね!?





「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」




「ライフ・シフト2 100年時代の行動戦略」





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