外国人美容師と技能実習生と欺瞞


今年の10月1日より、(東京)特区限定ではありますが、いよいよ外国人美容師が解禁となります。今月10日には、「外国人美容師育成事業」を実施するため、外国人美容師の受入機関となる育成機関を監理する「監理実施機関」を一般社団法人外国人美容師監理実施機関に決定し、外国人美容師の就労に向けて着実に準備が整っているようです。

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というわけでありまして、日本国内で資格や免許が必須とされる職種でも外国人労働者を受け入れていく方向なので、以下の動きは当然の流れというより初めから決まっていたようにも思いますが・・・


「特定技能制度」外国人受け入れ枠 飲食料品製造業など拡大へ

人手不足を解消する「特定技能制度」の外国人の受け入れ枠について、政府は、新型コロナの影響を踏まえ、外食や宿泊業で縮小する一方、冷凍食品や総菜を作る飲食料品製造業などでは拡大する方針です。

人手不足を解消するため、3年前に導入された在留資格、「特定技能1号」の外国人は、介護や建設など12分野が受け入れの対象で、総数の上限は5年間で34万人余りとなっています。この受け入れ枠について、政府は、新型コロナの影響を受けて、大きな経済情勢の変化が生まれたとして、総数は変えず、分野ごとに見直す方針です。

見直しの方針案では、外国人材の需要が停滞している、「外食業」は2万人余り減らし3万人余りに、「宿泊業」は1万人余り減らし1万人余りとなっています。一方で、いわゆる巣ごもり需要が続き、総菜や冷凍食品などの消費が増加しているため、「飲食料品製造業」は5万人余り増やしておよそ9万人となっています。

また、世界的な半導体需要の増加などを背景に、「製造業」で、外国人材の需要が高まっているとして、2万人近く増やしておよそ5万人となっています。政府は、今月中に方針を閣議決定することにしています。


以上引用。


「人手不足」とは、ホント都合のよい言葉です。実際には、「低賃金労働者不足」でしかありませんから。

日本人があまり選ばなくなり、しかも賃金が安いであろう職種を限定して人手不足という言葉を使い外国人を働かせている。

たまにニュースでも取り上げられますが、非人道的な方法で働かされていたり、そして、派遣ビジネスを儲けさせるだけの「技能実習生」となっている。

未だに閉じている?日本ですが、コロナ禍でインバウンドが激減した2020年の外国人雇用者数は「増加」していて、外国人の入国者は減っているはずなのに「技能実習生」は受け入れを続けた。

その一方で国内では、「コロナがぁ」「感染拡大に歯止めがかからないぃ」なんていっており、私たち国民も舐められたもんだなぁと。

あまりにも欺瞞が過ぎますよって感じですね。





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