体が知ってる


私は、学問、商売、楽器も全て同じと考えていて、積み重ねて上達
していくものだと思っています。コツコツと継続しないと上達しな
いという経験を持っている人は、強いと思います。学問も商売も楽
器もコツなんてないのかもですが、あるとすれば、このコツコツだ
けでなないのでしょうか。


「好きでもないことをいくら続けても意味はない。だから、上達し
ないんだ!」ってことは、言われていますし、確かにそうだと思い
ます。

なので、偶然にも好きなものに出会った人は、とってもラッキーだ
と思います。

私、楽器でエレキギターが好きでして、バンドとか組んでませんが、
夜な夜な弾くのが楽しみなわけです。で、大好きなギタリストは山
ほどいます。で、その一人とかいうと、とんでもなく失礼な気がし
ますが・・・

B’zのギタリスト松本孝弘さんは、ご存知ですよね!?グラミーウ
ィナーでもありますしね。で、その松本さんが、言葉の正確さは保
証しませんが、こんなことを言っておられました。

「私が凄くラッキーだったのは、早い段階で、物凄く大好きなモノ
と出会えた。ただ、ギターが大好きなだけなんです」

もう一度言いますが、言葉の正確さは保証しません。このような文
脈だったと思います。

ほんとラッキーですよ。大人になってくると好きが分からなくなる。
でも、面白いもので、嫌いなものはハッキリしてくる。

好きなものならば、継続することはできるでしょう。ということは、
好きになることが、続ける上で大事かもしれませんね。とりあえず
やってみて、面白そうだなって思えばいいんじゃないんですかね?

そんなに、深く考えずに。なんとなくやっているうちに、好きにな
っていくことも案外多いですし、好きで始めたものでも、すぐ止め
る人も多いですからね。

だから、わからないんです。だからこそ、ある程度、好きでも嫌い
でもないかもしれないが、コツコツとやって出来るようになった経
験があるということは、強いんです。

自分のお客さんでも、楽器経験者で、ある程度弾ける人は、今まで、
美容の理論とか知らなくても、理論の勉強をコツコツとやっていき
ますもんね。

勉強をやった経験があるとか、楽器を練習した経験があるとかは、
凄くいいことだと思います。経験がないからダメとか言う話ではあ
りません。

勉強が出来ること、楽器が弾けることも素晴らしですが、その過程
であるコツコツとやり続けることで上達していくことを体で知って
(覚って)いることが、とても素晴らしいと思うのです。

これを体解と言います。これがある人は、伸びやすいですね。

今月お勧めの一冊。西野亮廣さんの「新世界」です。

新世界 (単行本)



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