外部要因の影響を最小限にとどめるためには?
先日、今月新規オープン予定の美容室オーナーと勉強会をスタートしました。有難いことに私の会社の商品を使って頂けるということで、まあ勉強会というよりは商品説明ってやつですね。数回に渡って今後実施していくわけですが、以前は「美容室の経営ってこんな感じにやっていくと上手くいくかもよ!?」みたいな勉強会もやっていたのですが、数年前から私の独断と偏見で封印しました。
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封印理由は至極単純で経営をやるのはあくまでも美容室オーナーだからです。やっぱり、私の会社は美容メーカーであって、商品はもちろんのこと美容の技術とどのように絡むのかを丁寧に説明するのが一番ですからね。
そりゃ20年以上も美容業界に携わっているので、美容室の浮き沈みは色々と見てきました。
と同時に、それは私の会社にもまるで当てはまることばかりで、仮にも私の会社が順風満帆で飛ぶ鳥を落とす勢いであれば、他人様の経営にも口を出したくもあるでしょうが、ここ数年の会社の状態を考えるとまずは自社からの立て直しが先決ってもんでしょう。
冒頭に書いた美容室オーナーには、これからオープンするに当たって一言だけ敢えて言わせてもらったのが、「ありとあらゆる物事についてとにかく勉強するしかない」ということ。
既にして、美容室が技術だけを磨けばそれでいいという発想の方はいないはず?なので、つまり、経営を勉強して理解して実践しなければならない。
現代において情報自体には価値はないとはいうものの、とはいえ情報格差は依然として存在するので、やはり知っているか知らないかでは何事においても行動に差がでてしまう、即ち結果が違ってくるわけです。
以下の記事にあるように美容業界(全体)としては、2022年4~6月期は前期より改善したようですが、第7波の感染が広がっているので次期は悪化が予想されています。
結局は、外部要因に影響を受けているってことなんですけど、それはあくまでも全体の話だと思うので、局所的には普通に安定して経営しているところもあるはずです。というか、あります。
なので、安定して経営が出来るようにするには、勉強するしかないのだろうということです。
『理美容業の業況 大幅に改善』
2022年4-6月期の業況判断DI
日本政策金融公庫は2022年8月23日、生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2022年4-6月期)を発表。業況判断DIは理容業、美容業とも前期より大幅に改善した。
今期の業況判断は、理容業-17.3で、前期より34.7ポイント、美容業は-15.3で、同じく33.4ポイントと大幅に改善した。
また来期見通しは、理容業-5.4、美容業-4.5と今期より改善するものと期待されていた。
調査時期が5月中旬で新型コロナ感染の第6波が収まり、消費の改善が期待されていた時期だったのが業況判断に影響した。調査後、第7波の感染が広がり、次期の業況判断は悪化するものと予想される。
業況判断理由
(今期:2022年4~6月 来期:2022年7~9月)
美容
今期
好転 行動規制が解除されたことで、人や経済が動き出し、結婚式や旅行などに伴う予約が増えてきている。(茨城県)
悪化 外出頻度は上がらず、物価の高騰で財布の紐が固くなり、生活必需品ではない美容にかかる支出が削減されていると感じる。(長野県)
来期
好転 コロナ禍が落ち着き、人の流れが戻り経済活動が活発になってきた。夏休みやお盆休みには外出機会がさらに増えることから、客数の増加が期待できる。(愛媛県)
不変 仕入価格や人件費が高騰しているため、売上が多少伸びても利益はさほど変わらないだろう。(岡山県)
以上引用。
金山宣夫「ドラッカー「答えのない時代」をどう生きるか」
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