続 働く側も働く場所を提供する側も抱える課題は同じ
前日のエントリー「働く側も働く場所を提供する側も抱える課題は同じ」で取り上げた「シェアサロン」ですが、そこでは働く側(美容師)と場所を提供する側の双方の立場についてアレコレと私なりに考えてみたのですが、本日はそこに取引業者について考えてみようと思います。
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取引業者といっても美容ディーラーとメーカーの営業マンのことです。何故なら、私が美容メーカーの営業マンですので。
厚生労働省の2020年度の調査では、美容室の店舗数は25万7890軒となり過去最高を更新したそうです。
で、今後、美容室の形態もシェアサロンが増えていくのかなぁとは思うものの、やはり多くは従来の所謂美容室なんだろうと勝手に思っております。
例えば、面貸しの場合、美容材料は通常その店舗で使っているものを使うようですが、シェアサロンではどうなるんでしょうか?
選べるところもあれば指定されているところもあるでしょうし、まあ様々だと思いますが、取引業者としては一体誰にアプローチすればいいのかって感じです。
私の会社の顧客(美容室オーナー)になるのですが、長崎で数年以内にシェアサロンを出す計画のある方がいらっしゃいます。
実際に出店するかどうかは定かではありませんが、一応計画は立てており準備?も進めているようです。
その顧客と数年のやり取りから、私の経験値としては高確率で出店するような気がしていて、出店した際に是が非でも自社の商品を扱ってもらいたいわけです。
ということで、こんな感じですから、出店する前にどこの材料を使うかなんて既に決められているわけで。形は違えどスタッフが独立するときに元々働いていた店舗のディーラーとそのまま付き合うみたいな感じですね。
今後は、スタッフのいる店舗と営業マンが付き合うときは、単に独立を支援するとかではなく、シェアサロンを紹介するとかも普通になるんでしょうね。
今まででも、独立までの空白の期間(店舗が完成するまで)を無駄にすることなく、知り合いの店舗にて面貸しで繋いでいく美容師もいましたし、その繋ぎがこれからはシェアサロンになるんでしょうかね!?
とはいえ、そういった手配のようなものを営業マンとかにイチイチ聞いてくるんでしょうか?今では、スマホで簡単に解決できるわけですから。
そんなことを考えると営業マンの従来の仕事って殆どが無くなっているような・・・
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