営業本来の仕事が出来る会社かどうか
コロナ禍との因果関係は定かではありませんが、美容ディーラーもその立ち位置が微妙になってきて、というかそこで働く営業マンはもっと微妙で、従来通りの仕事の在り方では生き残りは難しくなるだろうと思うのですが、そもそもその仕事を選択する人と選択し続ける人が一体どれだけいるのかということがむしろ問題だなぁと。
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『売上高60億78百万円(13.1%増) ビューティガレージ』
2023年4月期第1四半期
東証プライム上場のビューティガレージは2022年9月8日、2023年4月期第1四半期(5-7月)決算短信を発表。売上高は60億78百万円(前年同期比13.1%増)と好調だった。
売上総利益は15億91百万円(同7.8%増)、営業利益は2億56百万円(同10.4%減)、経常利益は2億58百万円(同8.6%減)、純利益は1億99百万円(同18.8%増)。
主力のインターネット通販サイト「BEAUTYGARAGE Online Shop」における継続利用者数、ロイヤルユーザー数、注文件数が大きく増加し、物販事業の業績を順調に伸ばした。一方で、前期から続く円安、原材料・輸送費高騰による原価率の上昇という課題にも直面したが、適宜、価格転嫁するとともにスケールメリットの創出・販管費の圧縮などによって利益率確保に努めた。その結果、物販事業全体としての売上高は51億42百万円(同15.5%増)だった。
店舗設計事業は人的資源の不足から前年同期より落ち込んだが、開業プロデュース、居抜き物件仲介、決済支援、集客支援、講習・アカデミー、損害保険、システム導入支援、店舗リース、M&A仲介、提携ビジネスカード、低コスト電力の供給などの周辺ソリューション事業は前年同期比79.1%増と堅調に推移した。
なお次期については、7月以降の感染拡大があり、再び先行きが不透明な状況になった、としている。
以上引用。
美容ディーラーの営業マンが、美容室に電話で注文をして商品を用意して伝票を発行して配達に向かい、そして商品を納品して今度は回収。このような流れが営業の仕事とは本来(今風の価値観で計れば)は呼べないのですが、これが仕事になっていたのも事実。
しかし、今では(もちろん以前からも)、上記の仕事がネット注文により全てが出来てしまいます。少なくともそこに営業マンは必要ではなくなる。よくいえば、営業マンは、本来の営業の仕事に集中することが出来る。
営業本来の仕事?
それは、「顧客ニーズの把握や提案力」といったものでしょう。
ある意味では、ビューティガレージ自体がそれを実践した結果が今なのでしょう。
個人の営業マンの仕事がどうのこうのよりも既存の会社の在り方が問われているのは明々白々。なので、冒頭に書いたようなその会社を選択する人と選択し続ける人が減っているということは、時代に即応していないということなのでしょう。
三戸政和「営業はいらない」
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