営業で独り相撲になっていないか?


営業に限ったことではないのかもしれませんが、仕事において人とコミュニケーションをとって協力しなければ、何の成果も生み出せません。営業では、いかに相手の立場で物事を想像できるか、なのでコミュニケーション能力は成果に影響することはいうまでもありません。

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コミュニケーション能力の重要性など私がここで言及するまでもなく、そこら中に関連書籍が出回っているのでそちらを参考にしてもらいたいものです。とくに営業マンは。

美容メーカー、ディーラーの営業マンの課題は、「ロイヤル顧客の拡大」と「一顧客あたりの年間利用額の増加」に尽きると思うのです。

では、上記の二つをどのように達成していくかというと私の場合は、日々の美容室訪問と勉強会になります。

私の営業としての数字が上がることがイコール相手(お店)の数字が上がるならば話は早いのですが、必ずしもそうではありません。なので、そこはお互いに利害関係がちゃんと一致するようにしなければなりません。

単純な話ですが、衰退店と付き合うよりも繁盛店と付き合ったほうが、私の数字が上がる確率は高くなるに決まっています。

ただ、お店というのはまだら模様であって衰退店、繁盛店といった白黒ハッキリと分かれる感じではありません。

お店、つまり、オーナーの「思い」や「熱量」の度合いがどうであるかが最も重要なわけです。

コミュニケーションでは、その度合いをどのように見極めるかが非常に大切だと私は考えております。「独り相撲」という言葉もあるように、相手に熱意がないのに、自分だけが力を入れ勢い込んでも仕方がありません。

お店を持つオーナーのプレッシャーなどサラリーマンである私には想像することしか出来ませんが、そのプレッシャーもそれぞれであり、何としてでも繁盛店にする、チェーン店展開する、そこそこやっていければそれでいい、という感じでホント様々なはずなんです。

以前の私といえば、それぞれのオーナーが皆同じようにしか考えていないと思い込んでいたので、コミュニケーションがちぐはぐだったように思います。

今では、それ相応のコミュニケーションが出来ていると思いたいのですが、相手の望む範囲でコミュニケーションを取るように心がけています。

相手が150キロのボールを投げてくれば、それに合わせてバットを振らなければならいし、100キロのボールを150キロに合わせるようなスイングをしては身体を壊してしまいますからね。

だからこそ、仕事において人とコミュニケーションをとって協力しなければ、何の成果も生み出せないのだろうと思うのです。





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