何かを変えるときはちゃんと考えた方がいい!?


そろそろ来店するはずのお客さんから予約が入らない、そろそろリピートがくるはずの顧客から注文が入らない、そんな状況に陥っている美容室や美容系の営業マンは多いのではないでしょうか!?そんな悶々とした状況を毎度経験するにも関わらず、(私だけかもしれませんが)それを解決しようとは中々思わないものです。

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解決しないのは何故か?

結果的にお客さんは来店して、顧客からも注文が入るからです。

で、そんなことを繰り返しながらコロナが襲ってきたわけが、コロナによって色んなことが変わったように思いますが、具体的に何が変わったんだろうかと考えるとあまり何も変わっていないような気もします。

もちろん、売上の減少は確実に起こっておりますが・・・これにしてもコロナだけが原因ではないはずなので。

コロナに関してもようやく?「(ウイルスと)共存を目指す社会の実現」が言われるようになり、そもそも共存するしかないのですが、コロナ以前とはならないはずですが、取り敢えず落ち着いた状況には向かっているように感じます。多分?

ロシア・ウクライナ戦争が始まり、日本では元総理大臣が選挙中に暗殺され、イギリスの女王陛下が亡くなる。ということが2022年の出来事あり、既に凄まじい一年になっています。まだ終わっていませんが・・・

外部環境とか要因は腐るほど変わってきているはずなのに何故か変わらない自分自身と会社の存在。

変わらないとは「中身」の部分の話。言うまでもなく「形」を変えた、変わったはあるでしょうけれど。

外部環境・要因に必要に迫られて営業マンであれば、売るモノやサービスを変えたり、美容室であればネット通販に活路を見出した方もいることでしょう。そして、上手くいった人もいるでしょう。

でも、「必要に迫られて」変えたならばうまくいくはずもなく、何故なら、既にそこには先行者がいるからです。美容室のネット通販などがその良い?例でしょう。

つまり、何が言いたいのかというと、まずは何を変えるべきかをちゃんと考えたほうがいいということ。

私の会社(美容メーカー)を例にすると、化粧品のトレンドが明らかに数年前から変わってきています。これは何もコロナとか関係がなく。

髪質改善は消費者が美容室に求めるニーズの上位にくるそうで、つまり、毛幹の部分をいかにキレイするかですね。

しかし、大手美容メーカーが最近出してくる毛髪関連は、毛根を意識している、つまり、頭皮ケア。

それは、毛髪がどのように生えてくるか、毛周期の具体的なメカニズムが解明されようとしている。

そして、毛髪に関する幹細胞の同定によって今後のヘアケアの概念が大きく変わってくることが予想、というか既に起こっています。

ヒトの細胞の数が60兆個から37兆個といわれるようになって、ここを単に数の変化に過ぎないと侮ると痛い目にあいます。

そこには様々な技術革新が積み重なっているという事実があることを忘れてはならないのです。

学問にしても技術(テクノロジー)にしても確実に進歩も進化もしています。

私の会社で採用している学問は30年前の常識でしかないことが最近になってようやくわかりました。

これでは勝てるはずも生き残れるはずもありません。

まずは、現時点での理論や技術を理解し、そことの開きを認識しなければなりません。

いくら小手先で売る商品を変えたとしても、商品の中身の元になる概念が大きく変わっているのですから。

で、最初に話を戻すと、何故こういったかなり重大な事実があるにも関わらず変えようとしないかというと、今のこの瞬間にも買ってくれる顧客が割といるからです。なんとかやっていけているからです。

なんとかやっていけているうちに手を打つのが鉄則だと思うのですが、実践でやるのは中々難しいものです。





吉森保「LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 」




冨田勝「みんなで考えるAIとバイオテクノロジーの未来社会」





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