営業マンにスポットが当たるのはいいのですが
今では殆ど読まなくなりましたが営業マンとして働きだした頃は、営業関連の本はよく読んでいました。そして、当時は会社でも営業マン向けの社員教育もありました。営業とは何か?みたいな感じのものからセールストークを現場でどのように使っていくかというものまで。
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で、最近つくづく思うことは、色んなことを教わろうが本を読もうが、「営業で結果を出す」と自分で決めている人間が最強だということです。
逆にいえば、結果を出すと決めていない人間が、いくら教わろうが本を読もうが決まらないものは決まりません。所詮、営業はそんなもんだと思っています。
『「売れない営業マン」と「売らない営業マン」の決定的な違い』
「ファンを大切にすること」は急に始まったわけじゃない
ありがたいことに2015年にかんき出版から出版した『成約率98%の秘訣』は毎年増刷しています。その本の冒頭で、私は「売りたいならクロージング技術を磨け!」と書いています。クロージングとは契約の締結を求めることであり「今、決めてください」とお客さまの背中を押すことだ、と。
このフレーズだけを聞くと一見、これからお伝えすることが真逆に思うかもしれません。けれど、私は営業を始めた頃から「目の前の人とつながり続ける」ことを何より大切にしてきました。実際に私が世界2位になったときの結果の内訳は紹介契約がとても多くありました。つまりは、それだけ多くのファンの方に支えられた結果だったのです。(後略)
以上引用。
私の経験からすると上記のような営業展開は限りなく汎用性が低いでしょうね!?
営業が出来る人って「自分も出来たからあなたも出来る」なんてことを平気で言ってしまいますからね。もちろん営業に限らずですが、出来る人は出来るもんなんです。
身も蓋もない話かもしれませんが、これが現実だと思います。
なので、出来ない人は出来ないなりに自分のスタイルを模索することだと思います。そこには出来る人の真似をするとかは普通にして構わないのですが、要はどこをどのように真似をするかです。
で、真似をしようと考える人は間違いなくある程度は結果を出せる人だと私は思います。何故なら、結果を出そうと多少は決めているから真似しようと思うわけですから。
それから、上記のような営業マンの在り方を問うような内容っていうのはどうなんだろうか?と私は思ってしまいます。
営業マンにスポットが当たるのはいいのですが、営業マンが結果を出せないのはその営業マンの能力とか資質とかなんでしょうかね?
会社の営業戦略の問題が大前提にあって、それがおかしければ決まるものも決まらないでしょう。
今、コロナを経験して会社の営業の在り方を模索しているのは分かる話です。しかし、本質は営業ではなく経営なんじゃないのでしょうかね?
売れない、売れにくいモノを売るのが営業マンの仕事ではないと私は思います。まずは、これは確実?に売れるとか、良い商品だとか、時代のニーズに合っているとか、そんなところを会社がどの程度考えているかが最も重要なところ。簡単にいえば、営業マンのバックアップ。
まあ、これは私の会社だけの話かもしれませんが・・・
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