美容の技術と絡んでこその美容メーカー
ヘアスタイリング剤としてヘアオイルを使っている人も多いかと思います(ワックス使っている人はいるのかな?)。果たして、それはどのような経緯で、どこで購入したものなのでしょうかね?当たり前ですが、美容室でもヘアオイルが売れているところもあれば売れていないところもあるでしょうし。
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これはヘアオイルに関わらずヘアケア関連の商品も同じことであって、つまりは、美容室の店販問題ですね。
店販に力を入れている美容室もあれば入れていない美容室もあって様々なのですが、やはり美容師さんの口から聞こえてくるのが、ネット通販というもの。
その意味するところは、美容室で取り扱う店販の殆どがネットで簡単に購入できるということ。だから、わざわざ美容室が躍起になって売ろうとしても無駄になるというかなんというか・・・
この流れはコロナ以前からのものなので特別驚くべきことではないのですが、コロナによっていっそう強まったように感じます。後はやはり、SNSの影響でしょうか。
まあ、いずれにせよ美容メーカー、ディーラーが店販を美容室に卸して売っていくスタイルで売上を伸ばしていくのは厳しいのだろうなぁと。美容室で買わずとも消費者はネットで買ってしまうので。
となると美容メーカー、ディーラーが考えるべきは、美容の技術といかに絡めて美容材料を売り込んでいくかでしょう。まさに王道中の王道ですね。
例えばそれは、ヘアカラー専門店の要がカラー剤であることが疑いようのない事実であるように。
ところが、美容室の要となる美容の技術って何でしょうか?
ファッションカラー、白髪染め、ヘッドスパ、トリートメント等々、技術的には多数取り揃えてありますが、現実にはカットであることは間違いないでしょう。
さてさて、この現実を突きつけられたときに美容メーカーはどのような関係性を美容室と構築していけばいいのでしょうか。
もちろん、そこにはこれっといった答えなどないので試行錯誤するしかないのですが、やはり人口構造の変化(高齢化社会)を受け止めるとヘアケアはもちろんのこと頭皮ケアしかないように思っております。
数年前から、毛髪(毛幹)が傷む云々よりも毛髪の形成過程や再生機構、毛髪の種となる幹細胞の発見が化粧品の在り方を変えています。
その化粧品と美容室の技術をどのように展開させていくかは課題ですが、時代の流れとしては頭皮ケアが美容メーカーのヘアケアの流れだろうと思います。
ただ、そうなると育毛剤とか発毛剤とかその手の専門店が既に存在しているので美容室との展開は難しいのは事実ですが。
まあ、今後も諦めずにやろうと思っております。
冨田勝「みんなで考えるAIとバイオテクノロジーの未来社会」
伊藤穰一「テクノロジーが予測する未来」
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