理容室の利用状況
数年前の調査によれば、長崎市内の理容室の店舗数は、500店舗前後だったような(ちなみに美容室は900店舗以上)!?長崎市内には今では美容学校がひとつしかありません。ということで理容学校がありません。長崎市内で理容師を目指すとなると少なくとも市外で取得しなければなりません。
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そんな理容室(理容師)ですが、実際の利用状況はどうなっているのでしょうか?
『男性の三分のニは理容店を利用』
近年、美容に押され気味の理容だが、男性の三分のニは理容店を利用している。ヒゲ剃りが有力なメニューになっている。ネットリサーチ事業を展開するクロス・マーケティングが2022年9月13日に発表した「美容に関する調査(2022年) -男性編-」による。
男性の理容店・美容室の利用比率は、ほぼ2:1で理容店が多い。10代、20代の理容店利用率は半数をやや超える程度だが、50代は7割、60代は9割と高齢になるほど理容店の利用率は高い。一方、美容室は40代までは4割を超える男性が利用している。自由コメントで、美容室を利用する男性はおしゃれに高感度な人が多いのがうかがえる。別の調査では、美容室を利用する男性のほうが支払い金額が多い。売上でみれば男性ヘアサロン市場は美容室のほうがやや優勢かもしれない。(後略)
以上引用。
意外?と理容室を利用しているんですね。私としては、20代では8割程度は美容室を利用しているのかと思っておりましたが。
記事のコメントにもありますが、理美容室の利用の理由として結局はイメージなんだろうと思います。
私も美容業界に入っていなければ、美容室は女性のものであって極々一部の男性が利用するものとしかとらえていなかったでしょう。
幸いにも今のところ白髪が出てきたなぁというくらいで薄毛に悩まされてもいないのですが、たとえそれに悩まされていたとしても美容室で悩みを相談するとか、ましてや理容室で相談するとかも考えすらしなかったように思います。
何が言いたいのかといえば、それくらいに今の理容室でカット、つまり、散髪以外の目的で利用することは考えにくいということ。
そして、記事にあるように3割近い男性が美容室を選択しているわけですし、どんなに考えてもそれが少なくなることも考えにくいので、美容室経営ですら厳しいのに従来通りの理容室経営の在り方では益々厳しくなっていくのでしょうかね!?
鈴木祐「進化論マーケティング」
スティーブン・ジョンソン「EXTRA LIFE なぜ100年で寿命が54歳も延びたのか」
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