知識は随時更新されているもの


「何を言うかよりも誰が言うか」とはよくいったもので、何の内容よりも誰を優先してしまうもの。たとえその何が間違っていたとしても誰自体に社会的信用?のようなものがあれば簡単に受け入れてしまうものです。何かしらの専門家の肩書があれば、何を話したとしてもそれとなく聞こえてしまうから不思議なものです。もちろん、私だけかもしれませんが。

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話の内容に何か違和感を覚えても、大学教授がいうのだから多分間違っていないのだろう、と。

出来る限り、何の内容に集中したいところですが、その何を判断できる材料というか元ネタになるようなものを持ち合わせていないのも事実だったりするわけです。

材料、元ネタ、つまり、知識ですね。

その知識も一旦聞いた日から“更新されない”と思い込んでいる人も多いように感じます。

例えば、高校の教科書。

そもそも、高校の教科書の内容を全把握している人自体が稀な存在でしょう。ここは前提としてあります。

全把握できるくらいの人間ならば、更新された内容もちゃんと追いかけられるでしょうが、多くは、内容を理解するのがやっとというか・・・

高校の物理、化学、生物、日本史、世界史、数学等々は、世代別で教わることができる内容が違っています。

今の高校生物のレベルの高いこと高いこと。驚かされます。

内容を理解するのもままならないのに、しかも内容そのものが随時更新されているのも事実なのです。

私の場合であれば、美容業界に携わっているので、化学、生物の高校程度の内容は押さえておかなければなりません。

しかし、高校程度の内容が随時更新中だとはあまりにも気づいていない人が私の周りには多いのです。

美容と化学、美容と生物は切っても切れない関係にあるにも関わらず、化学、生物をちゃんと勉強する、勉強し直す人の方が稀なのかもしれません。

だからといって今更、高校生物を勉強し直そうとする人も中々いないでしょう。それもまた事実。

だからこそ、誰が言うに踊らされるのでしょうけれど。

情報は、その人の教養と知識のレベルに応じてしか入ってこない、とはよくいったものです。

その昔よく勉強した、程度では、常に最新情報を取り入れて勉強し続けている人に勝てるわけがありませんよね。





「新しい高校生物の教科書」




山口周「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」





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