仕事はひとりでは出来ないからこそ
先日のエントリーでも書いたばかりでしたが、営業マンにとって、上手く話せる、相手に話を聞かせる、といったテクニックよりもむしろ、どれだけ言葉とその意味を正確に知っていること、そして、適切に使うことが出来ること、が遥かに求められるスキルなのではないかと思うわけです。
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何よりも、その言葉を発するには相手の状態に合わせる、というか状態を想像できることが出来るか。状態とは、つまり、感情ということ。
適切に相手の感情を想像することが出来て、尚且つ、自身の感情も適切に相手に示すことが大切なのではないかと思います。
これは何も営業に限った話ではなく、ビジネスにおける人付き合いにおいて出来て当たり前のことではないかと思います。
とはいうものの、現実には出来る出来ないがハッキリ分かれるといったところでしょうか!?
『転職市場でも重要視、いまソフトスキルが職場で求められる理由』
かつて職場ではソフトスキルよりもハードスキルが評価されていた。しかし、ここ数年でその状況は大きく変化している。LinkedIn(リンクトイン)のプロダクトマネジメント担当ディレクターであるローハン・ラジヴは「基礎的なソフトスキルはリモートワークや自己管理が求められる仕事の増加によってこれまで以上に重要になり、業界、レベル、職場環境を問わず重要性が増している。実際、過去3カ月間に全世界で掲載された求人の78%でソフトスキルへの言及がある」と指摘する。
しかし、企業はどの分野でも通用する適切なスキルを持つ従業員を採用するだけではない。需要の高い社会的・感情的スキルに関して、企業は従業員のスキルアップにも力を入れている。
マッキンゼーの調査でも報告されているように、2020年には共感や対人関係のスキルに取り組む企業の割合は倍増した。2019年から2020年にかけて、リーダーシップやマネジメントといったスキルはほとんどの企業にとって一層優先度の高い項目となり、これらのスキルを重視する企業の割合は40%から50%へと前年比で10ポイントも増えた。
ソフトスキルとは一般的にリーダーシップ、コミュニケーション、問題解決などのカテゴリーを指す。一方、ハードスキルは数値化したり測定したりすることができる技術的な能力だ。 (後略)
以上引用。
記事にあるソフトスキルの中にコミュニケーションがあります。前述した内容は、それに近いものかと思います。
コミュニケーションが単なる人当りの良さや話上手程度にしか考えていなければ営業の現場では痛い目にあうことになるでしょう。
コミュニケーションに能力がつくと、それは、「他者の思考を読み、動かす能力」となります。
結局、仕事は一人では出来ないもので、人とコミュニケーションをとって協力しなければ何の成果も生み出せません。
つまり、いかに「他人に動いてもらうか」なのです。営業なんてものはその最たるものではないでしょうかね!?
なので、コミュニケーション能力を身に付けておくことは現代においては常識なのではないかと思う次第です。
グレッグ・マキューン「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」
グレッグ・マキューン「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」
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