ある企業のSNS投稿で思うこと


パーパス、CSR、企業理念、社会利益と企業利益が繋がっているか、等々、最近よく目にする言葉で、企業経営も大変だなぁと思う反面、あるサイトの投稿で、消費者はコスパが重要で、企業理念なんてまるで興味ないよ(確かに)、というものを見かけ、ただ企業理念は経営者を含め社員を動かすのには意外と意味があるんじゃない!?っていうことを主張する人もいたりして・・・

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私自身は、サラリーマンなので会社に動かされる身ですが、確かに、企業理念とかあると動きやすいし、また同時に、いち消費者でもあるので、イチイチ企業理念をチェックしてまでモノを買うこともないし、企業理念というよりは「イメージとコスパ」で結局はモノやサービスを買っている私です。


花王、SNS投稿を謝罪 「カミングアウトを誤解している」と批判集まる

大手日用品メーカーの花王は10月12日、同社のTwitter投稿に関し、「『国際カミングアウトデー』を正しく理解せず、思慮に欠けた投稿をしたことについて、深くお詫び申し上げます」との謝罪文を投稿した。同社は10月11日、花王メリット公式Twitterアカウントで、同社のシャンプー製品「メリット」に関し、「実は…#ノンシリコーン シャンプーなんですよ。」「#国際カミングアウトデーということで、みなさんが知らなそうなことをカミングアウトしてみました。。。」と投稿した。

国際カミングアウトデーは、LGBTQなどセクシャルマイノリティであることを表明しようとする人を祝い、支援することを目的に、1988年10月11日に米国で制定された。LGBTQの認識向上を目指した国際的な記念日として、近年、日本でも知られるようになってきている。

同社のツイートに対し、「言葉の重みを奪わないでほしい」「社会影響力がある大企業が洒落(しゃれ)で使っていい言葉ではない」「軽々しくマーケティングのツールに使わないで」「何人もの人を傷つけていることを理解してほしい」――などといった批判が多数寄せられていた。同社は投稿で、「昨晩より多くのご意見をいただいており、それらを真摯に受け止め、社内の教育啓発を一層強化し、再発防止に取り組んでまいります。大変申し訳ございませんでした」と記している。


以上引用。


まずは、「国際カミングアウトデー」なるものがあるのは知りませんでした。

日本では、壮大な「ボケとツッコミ」となっているTwitterですが、こういった企業のボケって許されないんですね!?批判が集まったってことは、ある意味ではボケは成功したってことかもしれませんが・・・

まあ、ホントにシャレのつもりだったのか、それとも単に認識不足だったのかは定かではないのですが、それにしても批判する方々ってどんな人なんでしょうかね?

まさかとは思いますが、LGBTQの方々ではないですよね?実際、このツイートで記事にあるように傷ついた人っているんですかね?

企業も早速謝罪しているようですが、一体何に(誰に)対して謝罪しているのかよく分からないなぁと。

これが今の日本の空気感というか雰囲気の全てを表しているように思った次第でした。





吉森保「LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 」




ポール・ナース「WHAT IS LIFE?生命とは何か」





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