予想通りだった職場の不満


厚労省の統計によれば、「同僚と仕事やプライベートの会話で笑うことがあるか?」との問いに「はい」と答えた日本人の数は30%にすぎず、「会社内で信頼できる上司はいるか?」との質問におよそ87%が「いいえ」と答えています。欧米で行われたリサーチでもこの傾向は変わらず、仕事の人間関係に悩むのは世界的な現象のようです。『鈴木祐「科学的な適職」より』

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働く男女500人に聞いた「職場への不満」ランキング発表 「収入が少ない」を超えた“圧倒的”1位は?

現在働いている職場に対し、「何らかの不満がある」という人は多いのではないでしょうか。不満をそのまま放置してしまうことで、仕事への意欲低下につながってしまうケースもあるでしょう。そんな「職場の不満」について、ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が運営するメディア「Biz Hits」が意識調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。調査は2022年8月、現在仕事をしている男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計500人(男性183人、女性317人)から有効回答を得たものです。(中略)

1位に選ばれたのは「人間関係・雰囲気が悪い」(147人)でした。毎日仕事をする場所だからこそ、職場環境はとても重要です。居心地のよくない職場だと、仕事に対するモチベーションにも影響を及ぼし得るでしょう。「静かで仕事には集中できるが、コミュニケーションがないので相手のことが分からず、とても気を使う。雰囲気が重く暗い(29歳女性・注文住宅関連の一般事務)」「風通しが悪い。特に、あいさつしても無視する上司がいるのには驚く(42歳女性・銀行勤務)」など、職場の雰囲気に不満を感じる人が多いことがうかがえる結果となりました。


以上引用。


「職場への不満」ランキング

1位「人間関係・雰囲気が悪い」
2位「収入が少ない」
3位「労働時間・休日への不満」



どんなに仕事そのものは好きだとしても、パワハラ上司やウマが合わない同僚と毎日8時間も顔を合わせ続ければ、モチベーションもダダ下がりというものです。

とはいえ、大抵の人間は”大人”で人と合わせる(空気を読む)ような行動や言動をとるのではないでしょうかね?しかしながら、やはり限界があっていつまでもそう長くは続けられないのも現実でしょう。

心理現象の一つに「類似性効果」なるものがあって、それは「私たちは自分に似た人を好きになりやすい」というもの。

相手との考え方や性格の近似はもちろん、外見やファッション、文化的な背景など、どんな要素でも自分と似てさえいれば好感度は高まります。つまり、職場において「仲間」と思える存在はかなり重要ということ。

その存在が不在であることを見事に証明するようなランキングとなっているようで、ちょっと笑えないといったところでしょうか!?





アンデシュ・ハンセン「ストレス脳」




鈴木祐「科学的な適職」





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